🎬『放射線を浴びたX年後 2』伊東英朗監督/86分/11月21日よりポレポレ東中野他にて全国順次公開予定
東京で広告代理店を経営する59歳の川口美砂さんは、たまたま帰郷した四国の室戸で妹さんに誘われて、伊東監督の『放射線を浴びたX年後』を観た。
それがきっかけで元漁師をしていた父親の早過ぎた死に疑問を感じ始める。周りからは「酒の飲み過ぎで早死にした」などと言われていた父親だが、本当にそうだったのか…。
もう一人、同じく映画をきっかけで父親の死に疑問を感じた方がいた。川口さんの幼なじみの高知県南国市に住む漫画家・大黒正仁氏(ペンネーム:和気一作。代表作品「女帝」)だ。
二人は父親へ強い思いによって動き出した。
川口美砂さんは早速、父親の乗っていた船や漁師の手帳をもとに、父親の写真を手に、その当時の仲間を訪ねて取材した。その数は70名以上。
一方の大黒氏は父親の身に起こったことを調べ漫画「恋歌(れんか)」を書き進めている。
監督さんの作った作品で二人が行動を起こす。その原動力となったドキュメンタリー『放射線を浴びたX年後』は「自分は何も知らなかった」を突き付けられる作品。
DVDで『放射線を浴びたX年後』を見た後に『放射線を浴びたX年後 2』を映画館でご覧にいただきたい。「知らないほど恐ろしいことはない」と気付くはず。
DVDで『放射線を浴びたX年後』を見た後に『放射線を浴びたX年後 2』を映画館でご覧にいただきたい。「知らないほど恐ろしいことはない」と気付くはず。