2015年11月06日

ナチス略奪美術品を扱った映画(2)11月6日公開『ミケランジェロ・プロジェクト』

🎥ミケランジェロ・プロジェクト』ジョージ・クルーニー監督・脚本・出演アメリカ/118分/11月6日よりTOHOシネマズ日本橋他にて全国ロードショ−公開


第二次世界大戦中、ヨーロッパ各国に侵攻したドイツ軍が、大量の美術品略奪を重ねていた。ハーバード大学付属美術館の館長フランク・ストークス(ジョージ・クルーニー)は危機感を抱き、ルーズベルト大統領を説得して、美術品を守るチームモニュメンツ・メンを結成する。


メンバーは、リーダーのストークスメトロポリタン美術館で中世美術を管理するジェームズ・グレンジャー(マット・デイモン)、建築家リチャード・キャンベル(ビル・マーレイ)、彫刻家ウォルター・ガーフィールド(ジョン・グッドマン)、ユダヤ系フランス人美術商ジャン・クロード・クレモント(ジャン・デュジャルダン)ら


略奪された美術品の追跡と発見、発掘、そして保護をするために、フランスのノルマンディー海岸に到着するが、激戦を終えたばかりの連合軍から十分な援助が受けられず、23人に分かれてヨーロッパ各地へ任務を遂行することになった。




観てきました!初日の初回。ウィークデーとあって70人ほどで、年配のご夫婦連れが多かった。


監督がジョージ・クルーニーさんで主役だが、一歩引下って地味目でご登場。マット・デイモンビル・マーレイに花を持たせていた。


紅一点のクレール・シモーヌ(ケイト・ブランシェット)はナチの絵画の流れを一手に引き受ける事務所の秘書さんで、何千点、何万もの美術品の台帳」を付けていた。

モニュメンツ・メン」たちが、ソ連のように自国に持って行くのではないと知って、信頼して台帳を憎からず想っているマット・デイモンに渡す。


どこに隠してあったのかは、是非映画館でご覧になってほしい。隠し場所を探しているうちに金塊がごっそりでてきて、大ニュースになるが、「モニュメンツ・メン」たちは、絵画のことなんかより世間は金塊に大騒ぎしている・・・と皮肉っていた。

最後、ヒットラーは燃やせ!と命令したが、そうではなく「絵画は元の持ち主に」か「大切に保管」と言ったなら、少しは見方も変わってきたのではないかと思ったりした。

☆最初はグループが分かれるのでストーリーが理解出来なかったが、後半はぐいぐい引き込まれた。
posted by ミッキー at 20:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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