『ジョン・ウィック』チャド・スタエルスキ監督/アメリカ/101分/10月16日よりTOHOシネマズ新宿他にて全国ロードショー公開
最愛の妻を亡くしたばかりのジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は悲しみに沈んでいた。そんなジョンに「デイジー」という名前が付けられたビーグルの小犬が送られてきた。
亡き妻が「愛する存在が必要」と考えて、生前に予約しておいた最期の贈り物だった。デイジーと暮らす中で徐々に落ち着きを取り戻した。
最愛の妻を亡くしたばかりのジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は悲しみに沈んでいた。そんなジョンに「デイジー」という名前が付けられたビーグルの小犬が送られてきた。
亡き妻が「愛する存在が必要」と考えて、生前に予約しておいた最期の贈り物だった。デイジーと暮らす中で徐々に落ち着きを取り戻した。
そんな頃、彼の愛車マスタングが、ロシア語を話す男たちに目をつけられ「売ってくれ」と迫ってきた。
その男はロシアン・マフィアでニューヨークで勢力のある親分の息子ヨセフ(アルフィー・アレン)で、ジョンが売らないと知ると、速攻、その晩に自宅を襲撃される荒っぽさだった。かわいそうに主人を守ろうと吠えたデイジーを殺してしまう。
その男はロシアン・マフィアでニューヨークで勢力のある親分の息子ヨセフ(アルフィー・アレン)で、ジョンが売らないと知ると、速攻、その晩に自宅を襲撃される荒っぽさだった。かわいそうに主人を守ろうと吠えたデイジーを殺してしまう。
久しぶりにしっとり風味のサスペンス映画を観せて貰った。
思い入れのある愛犬が殺されたり、すっごい車(69年式フォードマスタング)が盗まれたりしたが「ここまでやるか」が本音。でもこの男のオン、オフは誰にも計り知れない。獰猛と冷静を合わせ持った男だ。
チンピラ風のヨセフと端正美男のおじ様のキアヌ・リーブスの対比もいい。
本当のジョンの恐さを知る大親分・ヴィゴ(ヨセフの父親/ミカエル・ニクヴィスト)や盗難自動車ビジネスをするオーレリオ(ジョン・レグイザモ)は 相手がジョンなので、「殺し屋の殺し屋」を雇う。
地下組織の殺し屋の社交場では、闇ドクター、はたまた殺した後の始末掃除人も出てきて、それこそ、かゆいところに手が届くシステムだ。殺しの後始末の合言葉は「ディナーの予約」。
こんなディナーの予約だけは遠慮したいものだ。
こんなディナーの予約だけは遠慮したいものだ。