2015年07月24日

3人、12人、そして500人・・・8月22日公開 『ムカデ人間3』

名古屋は熱い鉄板の上にいるような暑さ。こんな時は涼しい試写室か映画館で涼むのが一番!

その映画館でいきなり後ろから頭をつかまれて驚いたショッキング。暗い上映時に、途中で入って来た方に椅子の背と間違えられて掴まれたのだ。帽子を被っていたので汗まみれの頭でなくてよかった。

そういう私も暗い中、いないと思った椅子にすわったら、どなたかの膝の上に座りかけたことがあった。映画館には少し余裕を持って出かけたいものだ。

さあ、今日は、お待ちかねムカデ人間シリーズの第3弾にして完結編『ムカデ人間3』を紹介する。最初からなんだが、ミッキーはちょっとぷー(かわいく怒)怒っている……


まず、復習(過去の日記)から。

カチンコ『ムカデ人間』トム・シックス監督・脚本/オランダ

広大な屋敷に住む元外科医が、旅行者などを誘拐してムカデのようにつなげていく。その手術方法を丁寧に男1人、女2人(ドイツ人)に丁寧に説明する。

外科医として、こういうことをやってみたいと思う設定は「アリ」と納得しながら観た。先頭男は日本人。この映画で有名になったハリウッド在住の日本人俳優・北村昭博。 彼は誰とも言葉は通じないヤクザ。彼のドスのきいた声、台詞まわしで、今までの悪行のすべてを涙ながらに懺悔する。この場面には涙が出そうになった。

★北村氏は自らもホラー映画を作っている『LA マザーファッカーズ』 女優さん選びが好いことと、ハッとさせる場面もあってホラー映画作りのセンスがある監督さんだ。

カチンコ『ムカデ人間2』トム・シックス監督/オランダ、イギリス合作

鳥肌もの!とても興奮した!一回こっきりの東京試写。だけど満員じゃない!もったいな〜い!だけど、わざわざ名古屋から来た甲斐は200%あり!

上手く出来ている!話し出したら止まらない!書き出したらいつもより支離滅裂になる! モノクロって言われるまで気がつかなかった(ただアホなだけ)!

もう私的にはトム様=トム・シックス監督でトム・クルーズではない!

駐車場警備を仕事とする気味の悪い中年男マーティン(ローレンス・R・ハーヴィー)は、映画「ムカデ人間」をDVDで見て、勤務中に興奮する異常な性質を持っていた。

やがて自分もムカデ人間を作りたくなってしまう。彼は「ムカデ人間2を作りたいが、是非出てくれませんか」と呼びかけては、借り上げた倉庫に監禁して行く。

映画を観たあと、誰しも経験はあると思う「私だったらきっとこうする」が病的になってしまったひとりの男の物語だ。誰も彼を止められない・・・。


カチンコ『ムカデ人間3』トム・シックス監督/アメリカ、オランダ/103分/原題:THE HUMAN CENTIPEDE III : FINAL SEQUENCE/8月22日より新宿武蔵野館にてレイトロードショー公開/http://mukade-ningen.com/

暴動数、医療費、離職率が全米一となってしまった刑務所の所長ビル・ボス(ディーター・ラーザー)は、この状況が改善されなければ解雇すると州知事(エリック・ロバーツ)から最後通告を受けていた。

しかしどんなに考えても囚人たちを大人しくさせることができない。そんな中、ビルの部下ドワイト(ローレンス・R・ハーヴェイ)は映画「ムカデ人間」を参考に、囚人たちの口と肛門をつなげることを提案する。

もう暴れることも、経費も食費たった1人分で済んでしまうという考えで2人を中心に、看守、見習い外科医などが500人もの囚人をつなげようとする。

ミッキーの気に喰わない点バッド(下向き矢印)
・3作品で終わってしまう!(ムカデ人間を観た後で、大勢の方々の妄想一つ一つが映画になるのに・・・もったいない)
・より血生臭く、酷くはなっているが「こうせずにはおられない哀れな業」が出ていない。それに女性をセックスの道具として入れ込んである。これは1、2にはなかった。まあ、男性の性欲が正常に立ち返ったと思えば、完結編として意味があるのかもしれない。
・先頭者・北村氏の出番が少な〜〜いむかっ(怒り) インパクトのある言葉を日本語で語らせてほしかった。

ミッキーのオススメのポイントグッド(上向き矢印)
・1,2はDVDでもうんと楽しめる!が、3は是非大画面で観ていただきたい。囚人たちが暴動を起こしかけたり、見習い外科医が右往左往したり、500人がムカデつなぎになっていたり・・・を劇場でご覧いただきたい。
posted by ミッキー at 23:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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