2015年07月17日

男の面子にかけて…8月8日公開 『最後の1本〜ペニス博物館の珍コレクション〜』

映画(かちんこ)『最後の1本〜ペニス博物館の珍コレクション〜』ジョナ・ベッカー、ザック・マース監督/カナダ/73分/原題:TheFinal Member/8月8日より新宿シネマカリテ他にて順次公開  http://saigo-no-ippon.gaga.ne.jp/

男性器の魅力に取りつかれた館主シグルズル・”シッギ”・ヒャールタルソンは、40年間かけて収集したほ乳類の標本を展示している。だが、ひとつ足りないものがあった。それはヒトのペニスを展示すること。


その提供者として二人の候補者が現れる。アイスランドの名士、95歳のパゥットル・アラソン。そして、自らのペニスを「エルモ」と言う中年カウボーイのトム・ミッチェル。さて、どちらのペニスが展示されるか……。



題名からして興味津々なこの作品は、新宿シネマカリテで行われた「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(縮めてカリコレ)の作品の一つだったが、満員で観ることができなかった。

へぇ〜、アイスランドにこんな博物館があるのか。日本には数少なくなった「秘宝館」というものがあるが、これとはちょっと別物のようだ。

あらゆるほ乳類のペニスをアルコール漬けにして展示してあるのだ。その博物館を経営する大真面目・元校長先生のシッギ、アイスランドの有名な冒険家で女好きなパゥットル・アラソン氏、そしてアメリカから馳せ参じたイカレタ(すみません)男・ミッチェル。

この3人が「この博物館に唯一足りない人間のペニス」展示のために「頑張る」のだ。

特にアメリカ男には目が離せない。3人のうち、シッギさんやアラソン氏は変わり者ではあるが友人がいる。アメリカ男には家族、友人がいるのだろうかと思うほど格別な変わり者。

この方がいらっしゃるからドキュメンタリーに弾みがかかり「普通、ここまではやらないだろう」という行動を大まじめな顔(男前度はこの方が一番)でやり抜くのだ。

これを観ずにドキュメンタリー・ベストテンは書けない!と思う。

☆現在もレイキャビックでシッギの息子さんが館主をしているとのこと。行ってじっくり見たいものだ。あ、でも誰のかはヒミツ。


posted by ミッキー at 06:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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