2015年06月25日

完璧!二人一役 8月1日公開 『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』

映画(かちんこ)『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』ビル・ポーラッド監督/アメリカ/122分/原題:LOVE&MERCY/8月1日より角川シネマ有楽町他にて全国ロードショー公開  http://www.loveandmercy-movie.jp/


1960年代、カリフォルニア。人気絶頂のザ・ビーチ・ボーイズの中心的存在であるブライアン・ウィルソン(ポール・ダノ)は、新たな音を求めてスタジオで作曲に専念していたが、創作のプレッシャーや、周りのいざこざで彼は次第に薬物に溺れ、孤独な日々をおくっていた。


それから20余年、ブライアン(ジョン・キューザック)は、偶然に出会った女性メリンダ(エリザベス・バンクス)に一目惚れしてしまう。愛し合う二人の間にブライアンの全ビジネスを管理するランディ医師(ポール・ジアマッティ)から交際を阻止されるが…。


3、4年前に渋谷アップリンクで3時間近い『ブライアン・ウィルソン  ソングライター 〜ザ・ビーチ・ボーイズの光と影〜』を観た。この方面の音楽には詳しくないが、仲間内の揉め事(兄弟や従兄弟と友人)や父親との確執、楽曲を捻り出す苦労、あまりの斬新さで周りに理解されない曲の作りなど、3時間があっという間にたってしまったドキュメンタリーだった。


さて、今作はそんな彼の半生の映画だが、若い彼(ポール・ダノ)と年配になった彼(ジョン・キューザック)の、お顔の表情とおまけに声も似ているという、文句なしの役者選びに満足しているグッド(上向き矢印)


作曲する才能=「金のなる木」そのものの彼を取り巻く人を赤裸々に描いている。そんな中で偶然に高級自動車のセールスをしていたメリンダと出会う。人生でこの女性にあったからこそ今のブライアンがいるのだ。


人との出会いの「喜び」と「苦しみ」がきっちり描かれていて、最後は温かい気持ちで観終わることができる映画になっている。


posted by ミッキー at 20:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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