捜査官ロン(ドニー・イェン)は香港の黒社会のボス・ホン(コリン・チョウ)の組織に潜り込んでいた。
ロンの兄弟分であるサニー(アンディ・オン)が、ホンの手下のクンを殺害。ホンからも香港警察からもサニーを見つけ出すよう命令指されて、ロンは広東省に行く。
そこの若い女刑事ジン(ジン・ティエン)と協力することになった。サニーを探し当てて会うことが出来たが、何者かがサニーの命を狙ったので、ロンが仕組んだと疑念を持たれてしまう。
ロンとジンは口喧嘩しながらも事件を捜査するが・・・。
ドニー・イェンがアクション監督と聞いて初日の初回に行った。
少しお歳を感じさせるお顔だが、動きはまだまだ若い者には負けてはいない。いったい、カメラを何台使って撮影しているのか、多方向からの画面は切れ目のないアクションで圧倒される。
小道具の配慮もいいし、危機一髪の回避にも「わざとらしい」ところはなかった。実際にはどうやって撮影されたのか観てみたいものだ。
相棒の女性刑事ジンも、身の動かし方が柔らかく美しいアクションを見せてくれる。特に、最後のカースタントは必見!
ドニーと母親(パウ・ヘイチン)の年齢差がくっつき過ぎてるような気がしたが、母親思いのストーリーだから目をつむることにする。
※脇役だがテレンス・インが出ていた。(と、思うが見間違えかもしれない)
やっぱりそうでしたか!
髪でお顔が半分隠れていたり、あの方がこんなチョイ役なはずはないなどと思ったり・・・疑りながら観ていました。