コルカタの地下鉄で起こった「毒ガスによる無差別テロ事件」から2年。
1ヶ月前から夫と連絡がつかないと行方を探しに、美しい若妻ヴィディヤ(ヴィディヤー・バーラン)が、ロンドンから一人でコルカタにやって来た。
夫の泊まったホテルにも、勤め先にも、夫がいた形跡はなく、途方にくれる若妻は臨月に近い身重の身体。警察に行って説明するが誰も親身になってくれなかったが、身重を心配した若い警官ラナ(パラムブラト・チャテルジー)がヴィディヤに何かと協力してくれた。
そんな中、夫と瓜ふたつのミラン・ダムジという危険な男が浮上して来る。
インド発・本格的サスペンス。つい先月、イスラエル発のサスペンス『オオカミは嘘をつく』で驚いたが、今作はインドだ。
それも極めつけの美女が主役(身重でも惚れられちゃうほどの美しさ)それに身重だからついつい心配してしまう。 周りの人も彼女の身体を第一に気をつかっていた。
この作品は2年前の福岡アジアフォーカスで初上映された時に観た。その時の題名は『カハーニー 物語』だった。公開の題名と全然違うので最初はわからなかった。
あ、これ観た!とすぐ気付いたが、オチやどんでん返しもわかっているミッキーおばぁは、何だか「気泡が抜けたサイダー」を飲んでいるようで、面白みは半減 だからストーリーも感想もここまで。お口にチャックだ。
最初、観た時は「おったまげた!」ので、公開を楽しみにしていただきたい。