昨日から風邪気味のミッキーおばぁ。熱はないが、くしゃみ鼻水でゆっくりしようと半日我慢したが、やっぱり今日公開の『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』と『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が気になって、とことこ7分歩いて名古屋109へ。
家族連れやカップルでチケットを買うまでに10分ほどかかった。サイコパスは後一席と聞いて諦めてSTだけ観た。これは初日で4割の入り。
『ST 赤と白の捜査ファイル』佐藤東弥監督/110分/http://www.st-movie.com/
移送中の囚人を乗せた護送車が交通事故を起こしてしまい、囚人3名は脱走してコンビニを襲うという事件が起きた。だが、その事故は信号操作した天才ハッカーの仕業で、ハッカーは別の場所で焼死体で発見された。
その容疑者となったのは警視庁科学捜査班STのリーダーである赤城左門(藤原竜也)。STも解散を余儀なくされる。赤城の上司である百合根友久(岡田将生)は赤城を信じようとするが、赤城は何も言わずに脱走してしまう。警察庁への栄転異動を3日後に迫っている百合根は赤城の無実を証明しようと奔走するが・・・。
「えぇ、そんなことできるかぁ」「それは、いくらなんでも荒っぽすぎる」など、突っ込みながら観ていたが、そのうち何回も続くのでマヒしてしまった。
テレビを見ないミッキーは、この作品が同じ藤原竜也主演の人気ドラマ「ST 赤と白の捜査ファイル」とは知らなかったが、知らないでもストーリー展開はよくわかった。
事件のキモになるのは、ハッカーたちは、興味深く臨場感のある事件をウィルスに混ぜ込んで感染させ、それを見ているパソコンを使えなくして、退治するソフトを高値で売る。映画ではとても大仰に描かれているが、現実問題でもある。
赤城左門と百合根友久のコンビは天才肌と生真面目なお坊ちゃんで、STのメンバーも超・個性派の面々。最後までテンポよくまとまり、ホロッとさせてくれる。おかげで風邪は快調に。