『スパイ・レジェンド』ロジャー・ドナルドソン監督/アメリカ/98分/原題:THE NOVEMBER MAN/1月17日より角川シネマ新宿ほかにてロードショー公開/http://spylegend.jp/
かつては「ノヴェンバー・マン」というコードネームで呼ばれていた伝説のCIAエージェントのピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)は、今は引退してスイスのローザンヌで静かに暮していた。
その頃、昔の同僚たちが次々と殺されていることを知った彼は、元同僚で愛していた女性・ナタリア(メディハ・ムスリオヴィック)を救おうとモスクワに行くが、デヴェローの車に同乗している時に撃たれてしまう。
しかもその犯人は、かつて自分がCIAで育て上げた若者・メイソン(ルーク・ブレイシー)だった。
ナタリアはロシアの次期大統領と言われているアルカディ・フェデロフ(ラザル・リストフスキー)のスキャンダルを追っていて、死の間際に「10年前から行方不明のミラ・フィリポア」という名を言って息を引き取った。
ピアーズ・ブロスナンさんの貫禄(おいくつなのでしょうか)とオルガ・キュリレンコさんの美しい容姿に見惚れた。
ソーシャル・ワーカーをしているアリス、行方不明のミラ・フィリポア、そしてもう1人(これは観てのお楽しみ)をオルガ・キュリレンコさんが演じるが、途中まで全く気付かなかった。お見事
いくらオルガ・キュリレンコさんが美しくても、愛しい人を目前で殺されたデヴェローさん、愛し合うのがちょっと早くない?と突っ込んでみたくなった。
最後は「この頃お決まり」のネットに流す展開など、ストーリーに斬新さはないが、ハンサムなおじ様ピアース・ブロスナンと美しいオルガ・キュリレンコさんで目の保養が出来た。