
かつて有望なテノール歌手だったナ・サンジン(ハン・ソッキュ)は、今は地方の芸術学院の声楽教師をしている。レベルがあまり高くない生徒ばかりでやる気が失せがちだったサンジンの元に、歌がうまいが素行が悪く、どこの高校も追い出されているヤクザ者という噂のイ・ジャンホ(イ・ジェフン)が転校してくる。
ジャンホは子分を連れて黒塗りの

サンジンは校長に受け入れを何回も断るが・・・。
久しぶりのハン・ソッキュ様。『八月のクリスマス』からずっとファン!惚れたのは眼差しとお声。この作品で声楽教師を演じると知って、観たくて観たくてウズウズしていた。どんな教え方するんだろう、どんな発声をするんだろう、と、シネマート六本木に行ったが、観客は私入れて

ミッキーおばぁの今春までの本職は「声楽教師」だったので勇んで来たのに3人とは

でも映画は大満足

先生にも生徒にも「歌に関する辛い思い」がだんだんわかってくる。韓国映画のエネルギーは十分感じるが、こってり風味ではなく、さらっとしていて後から味が出てくる・・・そんな作品だった。
※エンドロールが終わって「早く明るくならないかな」と思って歩きかけたら、イ・ジェフンさんが画面にでて来て「観に来てくれてありがとう」と挨拶してくれた。
