
ある雨の夜に起きた一つの殺人事件。その場に居合わせた元軍人・ヨフン(リュ・スンリョン)は、何者かに銃撃され病院に運び込まれる。彼を治療した医師テジュン(イ・ジヌク)の妻が突然誘拐され、そこへ「妻を助けたければヨフンを外に連れ出せ」という謎の男からの電話が入る。
テジュンは身重な妻の身に何が起きたか分からないままに、指示通りヨフンを病院から連れ出すが・・・。
上出来のサスペンス!
韓国映画にしては、常識範囲のアクションやドンパチ。例えば、街中の撃ち合い、街中のカーチェイスはほとんどない。解体中のビル、使っていない遊園地、ビル地下駐車場などで存分に暴れまわっているので、余分な心配はない。
ここに「愛する人のためなら自分の命を捨てても」という3組の模様が描かれている。その中で目立たないが、女性警官同士の恋愛感情も折り込まれていて憎い配分だ。
ちょっと気になったのは「え?いつの間にか場面や話が変わった?」というところが2ヶ所あった。映画慣れしているミッキーおばぁ30秒くらい戸惑ったので、編集に「難」ありと思う。善人の方の気持ちの動きはきっちりわかるが、悪人は一辺倒だったのも気になるところ。
でも大宣伝している他の韓国映画より、緊張感を持って

