
ブルガリアの小さな町で小学校の教師をしているナデ(マルギタ・ゴシェヴァ)は、クラスの生徒のお金が紛失したので、物事の善悪を教えようと、誰が盗んだのかいろんな手をつくして名乗り出るように促したが、ダメだった。
一方、彼女の生活も夫の多額な借金が発覚して、住んでいる家を銀行に差し押さえられる事態になった。
気に入った宮沢りえ主演『紙の月』がお金関連映画邦画No.1とすれば、この『ザ・レッスン〜』は外国映画のお金関連のNo.1

内心、これがグランプリ?ぐらいに惚れ込んだ作品。賞はミッキーおばぁの思い込みだが、是非、公開してほしいものだ。
いただいた公式カタログには書いてなかったが、父と幼い女の子は実の親子だろうか。本当にこの家族が実際の「家族」としか思えないほど「中流以下」が板についていた。
その「中流以下」が夫の金銭感覚のだらし無さから「極貧」になろうとするのを、教師である妻が一生懸命奔走して……
あ〜、その時の状況を思い出してしまい、書いていて

一体全体、夫は何してんだ!子守だけで仕事しないのか !
若い後妻と暮らす金持ちの実家の父親も、人生を楽しむのもいいが、プライドの高い娘がどんな気持ちで借金をしに来たか考えろ!と怒鳴りつけたかった。
主役を演じたマルギタ・ゴシェヴァさん。ミッキーおばぁから
