2014年10月22日

新宿で映画三昧 ! 『WTF』『SCUM / スカム』

カチンコ『WTF』ラファエル・フリードマン監督/フランス/新宿バルト9/今月末まで上映

フランスのモンペリエに住む男レミ・ガイヤールは自分の投稿動画が爆発的に人気となり一躍有名人になってしまった。全世界で総再生回数が16億回を越えた。

ある日「もう38歳よ。真面目に私たちのこと考えてほしい。私のいない間によく考えて…」と長年の恋人が外国に行ってしまった。慌てたガイヤールは動画投稿をやめて、彼女の実家のガソリンスタンドで働くようになった。

わーい(嬉しい顔)わぁ、こんな面白いはちゃめちゃ映画が、バルト9だけで上映なんて!

これは「どっきりカメラ」集団。その集団の頭がガイヤール。真面目にガソリンスタンド店主をやる入り婿さんだが、オーナーの義理の父はちゃっかり有名人の婿を会社のCMに使うなどしている。
でも、なんだかウズウズして、気持ちは上の空「いたずらがしたくて、したくてたまらな〜〜い」と、とうとう爆発!

病が振り返してますます過激な動画撮影に没頭!

あなたは動画サイトで見るか、バルト9で観るか!

W=What
T=the
F=fu○k
「なんてこった」の意味だ。

映画(かちんこ)『SCUM /スカム』アラン・クラーク監督/イギリス/97分 新宿シネマカリテ

1970年代末のイギリスの少年院。暴力での支配、管理下で生き地獄さながらの凄惨な場所であった。
カーリン(レイ・ウィンストン)が移送された少年院はその中でも特に容赦のない暴力支配で有名なところだった!

この作品はテレビ用に制作されたが、あまりにも人間性を無視した話なので放送禁止になったもの。だが、これは事実を基にしたもので、監督以下同じメンバーで劇場版として制作された。

スカムとは「クズ」のこと。身体の疲れが吹っ飛んしまうほど衝撃を受けた。受刑者より看守の方が「クズ」じゃないか!と叫びたくなるほど。

劇場はほぼ満員。
今週までの上映だが、東京の方は是非、足を運んでほしい。

※主役カーリンを演じたレイ・ウィンストンはこの作品でデビュー。その後『素肌の涙』『ロシアン・ルーレット』その他多くの作品に出演している。
posted by ミッキー at 23:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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