
アメリカ・ミズーリ州。なに不自由のない理想的な結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。結婚5年目の日にエイミーの姿が突然消える。家には争ったあとがあり、台所からエイミーの血痕が見つかった。
警察は失踪と他殺の両面から捜査を始めるが、第一発見者のニックを疑う。美しい若妻が失踪したという事件は、マスコミの餌食となって、家の前には報道陣が押し寄せてくる。
警察や周りの情報から夫婦の隠された秘密もでてくるが…。
先日、シドニーで観てきたが、これは字幕なしではミッキーおばぁには無理な話だった。
鬼才デヴィッド・フィンチャー監督と原作者のギリアン・フリンさんが脚本にもかかわっている。原作者が女性の方と知って驚く

こんな奇異な夫婦関係や女の意地が悪い方に強調されているのは現実的ではない。「あそこまでやるか!」が正直な感想だ。あの騙し合いで周りをずっと騙すことができるのだろうか。
常識的に考えてもやり過ぎ設定だが、夫婦のありかたを皮肉にとって描いているようにも思えた。
二時間半の長さだが完成披露の会場は、皮肉な展開に時々笑いも起こっていたが、緊張感は途切れなかった。公開されたらどんな反応が出てくるか、とっても楽しみ。