2014年09月19日

アジアフォーカス福岡国際映画祭 (4) 『兄弟』 『福福荘の福ちゃん』の感想をいただきました。byF県M

カチンコ『兄弟』テオナ・ムグヴテラゼ、ティエリ・グルナド監督/グルジア、フランス

石畳の古い街並みが美しいグルジアの首都トビリシ。 1990年初頭には内戦の影響で街の至るところで道路が封鎖され、怒号、銃声などで混乱を極めていた。 若者の中には独立運動に身を投じる者もいた。

そんな街に母親と兄の3人で住む少年・ダトゥナ(ズカ・ツィレキゼ)はピアノを習っていて、世界的なピアニスト・グレン・グールドに憧れていた。

大学生の兄・ギオルギ(イラクリ・バシル・ラミシヴィリ)は、休講続きで鬱々とした日々を過ごしていた。彼は苦しくなる生活のために、密売グループの一員になってしまう。

少年ダトゥナの素晴らしいピアノ演奏で驚かされた。 演技も素晴らしい。生来に持っている「表現」する力が身体中に漲っている。 よくぞ、この少年を見つけられたと監督の眼力にグッド(上向き矢印)驚くばかりだ。

母親も兄もこの幼い弟の存在を誇りに思っている様子が手に取るようにわかる。 暗く重苦しい時代に、この少年の奏でるピアノが、希望の光ぴかぴか(新しい)であり平和への祈りのような存在として描かれていた。これが今、1番1シーン1シーンを思い浮かべることが出来る作品。

カチンコ『福福荘の福ちゃん』藤田容介監督/11月8日公開/カナダ・モントリオール映画祭で最優秀女優賞/アジアフォーカス福岡「熊本市賞」

この作品はアジアフォーカスのラインナップにあり是非とも観たかったが、ミッキーおばぁの福岡4日間に上映がなかった。もうやだ〜(悲しい顔)残念と言ったのを覚えていてくれたMさんが、さっそく感想を送ってくださった。わーい(嬉しい顔)ありがとう!

塗装職人をする福ちゃん(大島美幸)は男気があり、仕事仲間思いの優しい性格。福福荘というアパートに住み、凧を作るのが趣味、女っ気無しで、個性豊かな隣人に頼りにされています。

ストーリーは何故福ちゃんが女性と付き合わなかったのか、福ちゃんと絡んで出てくる女性・千穂ハートたち(複数ハート)(水川あさみ) の話と平行して進みます。

現実に有り得なさそうな、アクのある脇役がわーい(嬉しい顔)笑いを増強させます。 ちょっと携帯が出回る前のようなですが、人情豊かな人々が抱える悩みも描かれていました。

派手さはありませんが、誠実さがある映画でした。


posted by ミッキー at 22:48| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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