
石畳の古い街並みが美しいグルジアの首都トビリシ。 1990年初頭には内戦の影響で街の至るところで道路が封鎖され、怒号、銃声などで混乱を極めていた。 若者の中には独立運動に身を投じる者もいた。
そんな街に母親と兄の3人で住む少年・ダトゥナ(ズカ・ツィレキゼ)はピアノを習っていて、世界的なピアニスト・グレン・グールドに憧れていた。
大学生の兄・ギオルギ(イラクリ・バシル・ラミシヴィリ)は、休講続きで鬱々とした日々を過ごしていた。彼は苦しくなる生活のために、密売グループの一員になってしまう。
少年ダトゥナの素晴らしいピアノ演奏で驚かされた。 演技も素晴らしい。生来に持っている「表現」する力が身体中に漲っている。 よくぞ、この少年を見つけられたと監督の眼力に

母親も兄もこの幼い弟の存在を誇りに思っている様子が手に取るようにわかる。 暗く重苦しい時代に、この少年の奏でるピアノが、希望の光


この作品はアジアフォーカスのラインナップにあり是非とも観たかったが、ミッキーおばぁの福岡4日間に上映がなかった。


塗装職人をする福ちゃん(大島美幸)は男気があり、仕事仲間思いの優しい性格。福福荘というアパートに住み、凧を作るのが趣味、女っ気無しで、個性豊かな隣人に頼りにされています。
ストーリーは何故福ちゃんが女性と付き合わなかったのか、福ちゃんと絡んで出てくる女性・千穂

現実に有り得なさそうな、アクのある脇役が

派手さはありませんが、誠実さがある映画でした。