2014年08月02日

DVD観賞 秋吉久美子の魅力満載「赤ちょうちん」「妹」「バージンブルース」


先週の週刊文春の記事で藤田 敏八監督作品「妹」が紹介されていて、気になっていたところ、秋吉久美子さんが主演した映画「日活青春路線・昭和フォーク歌謡三部作」で、1974年に発表された「赤ちょうちん」「妹」「バージンブルース」のDVDを貸してくれる方がいたので、今日は一切外出しないでDVDを見て過ごした。

カチンコ『赤ちょうちん』
東京の下町で若い男女が同棲していた。男は有料駐車場に勤め、女はスーパーのレジ係り。貧しいながらも肩寄せ合って暮していた。だが若い女は妊娠してしまう・・・。
なんとも不思議な面持ちの秋吉久美子。住むアパートがいろんな事情で不満になり何回も引っ越すが、妊娠してから引っ越したアパートには過干渉な家主(樹木希林)。次に引っ越した長屋は大変親切な隣人夫婦だったが・・・。秋吉久美子の壊れていく様子に怖くなった。かぐや姫の歌う♪赤ちょうちんが流れていた。

カチンコ『妹』
ある日、兄・秋夫(林隆三)のところに、男と同棲していた妹・ねり(秋吉久美子)が帰ってきた。喧嘩して別れて来たという。翌日、ねりの同棲相手である耕三の妹・いづみが訪ねてきて、耕三まで姿を消してしまったから探しに来たと言うが・・・。

このねりは可愛い顔して「大変なこと」をかくしている。その魅力的で奔放な妹にてこずりながらも、すごく気を使っている兄がとてもよかった(林隆三さんはこの6月にお亡くなりになった)

カチンコ『バージンブルース』
東京の予備校の寮で浪人生活を送っているまみ(秋吉久美子)は、寮の仲間たちと集団で万引きを重ねていた。だが店員につかまり、まみとちあきだけが逃げてきたが寮には警察が来ていて帰るに帰れず・・・。
二人は行くあてもなかったが、そんな二人に声をかけて来た中年男・平田(長門裕之)がいた。

これは結末が最も悲しい。東京の予備校まで行ける家庭の子女が万引きなどして!と思うが、逃げずに謝ればどんな人生が送れたかと考えると切なくなった。

※野坂昭如が歌が上手いので驚いた。
瑞々しい秋吉久美子さんの三部作を観て当時の東京下町の様子、日常生活の道具、撮影時に通行人の方が立ち止まって演技している俳優さんをじっと見ている様子もとても興味深く鑑賞できた。
posted by ミッキー at 23:34| Comment(0) | DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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