
アメリカ・コロラド州にあるシルバートンの町に史上最大規模の超巨大竜巻が束になって襲来。ほとんどの住民はシェルターに避難するが、竜巻を追って観測する研究者・ストーム・チェイサーたちは、生涯に一度の観測のために竜巻の渦に向かっていく。
そんな中、高校の教頭・ゲイリー・フラー(リチャード・アーミティッジ)は卒業式の準備で朝から忙しくしていた。自分の息子2人もこの高校に通っているが、妻を亡くしてからまともに目と目を合わせて会話することも無く、味気ない生活を送っていた。そんな時に超巨大竜巻のニュースが入り、生徒を守ろうと一生懸命懸に行動する。
試写を観た昨日は、沖縄に超強な台風8号が迫っているというニュースで騒がしかった。名古屋はどんよりと蒸し暑く、いつ土砂降りがきてもいい状況。だから映画の中と外で気持ちも身体も興奮状態だった。
監督さんは知らない方で、俳優さんも顔なじみはいない。なんたって「大竜巻」が主役だからいいようなものだが、皆、必死で演じていた

台詞の中で「一生に1度あるかないかの異常気象も、1年に1回に増えている」といっていた。そう言えば、ついこの間、東京で大粒の雹が降ったニュースを思いだした。この映画の中でもゴルフボール大の雹に「痛い、痛い」といって逃げ惑っている。
超巨大竜巻は大きな竜のようにうねうねとどっちの方向に行こうかと逃げる人たちをあざ笑うかのようだった。ドキュメンタリータッチの映像もリアリティがあり、竜巻が終わった残骸の描写もよく出来ていた。
パニック映画としては最高だと思う
