
新宿シネマカリテのシネマコレクションで期間限定で上映されたイギリスのミステリー作品。一律1500円だがミステリーと聞いては観逃せない。
マーク(ジェイミー・ブラックリー)はイギリスに住む17歳の高校生。運動が得意で学校でも人気者。そんな彼がインターネットのチャットで知り合った年上の女性レイチェルに夢中になる。彼女は同居する恋人のケビンから暴力を受けているようだ。
レイチェルは「あなたと同じクラスのジョン(トビー・レグボ)は私の弟で、友だちがいないので仲良くしてやって」と頼まれる。もちろんマークはジョンと仲良くなる。今までの友人は「意外」な変化に徐々に離れていく。
だが、突然、レイチェルはチャットに出て来なくなり、弟のジョンから「姉は死んだ」と聞かされる。
マークは絶対にケビンが犯人と思い復讐を計画する。そこに、ケビンを囮してテロリストを探っているという英国諜報部MI5が、チャット上でマークに接触してくる。
エージェントが本物だと信じたマークは、英国諜報部MI5からある人物の殺害を依頼される。なんとその人はジョンだった・・・。
もう、会ったこともない女性をネット上だけで心底愛してしまったり、英国諜報部MI5から、これもネット上で殺人要請があったりしても信じちゃうなんて

ついこの間『ディス/コネクト』でインターネットの恐さを身にしみて感じたばかり。
青春映画のような雰囲気を持ちつつ、インターネットの恐さを2人の若手俳優(イケメン揃い)が頑張っていた。
ラストは「まだ懲りていないな」「また被害者が出るぞ」と思わせるリアルさがあった。