2014年05月29日

真実の重みを感じた『K2〜初登頂の真実〜』公開中

カチンコ『K2〜初登頂の真実〜』ロバート・ドーンヘルム監督/120分/原題:K2 - LA MONTAGNA DEGLI ITALIANI/上映中

1954年。イタリアのデジオ教授(ジュゼッペ・チェデルナ)は世界の最高峰・エベレストより過酷といわれる世界第2位の高峰K2(8611m)の初登頂を、時の大統領に提言するが、敗戦後の財政難で断られてしまう。

それでも引き下がらないデジオ教授の 「K2に挑戦したアメリカ隊は失敗に終わっている。だから、イタリア国民の国威向上のためにも、K2の初制覇は無駄ではない!」 という強い意見が通り、イタリア中から最強の登山家たちが集められる。

いろんな山男たちが集まった中から選ばれた12人のツワモノ。その中で若く強靭な肉体を持つ青年・ボナッティ(マルコ・ボッチ)もいた。

実話に基づいて描いた山岳ドラマ。有楽町の映画館はほぼ満席。今、中高年の登山愛好家が増えているがそういう感じの方もちらほらと混じっていた。

この登頂に関しての真実はネット上で調べられる。
山登りなどほとんど縁はないが、山男=下界の対人関係などを超越した清廉潔白な男とは思わないまでも、こんなにあくどいやり方で登頂したのにはがく〜(落胆した顔)驚いた。

若くて体力もあり、人間的魅力もあり、隊のムードメーカーでもあった最年少のボナッティに嫉妬した山男。
8000M地点で、もし、迷って凍え死にしていたら、死人にクチナシだ。

この事実が解明されるまでの時の長さがとても重く感じた。

一番、人間的に立派だと思ったのは、道案内、荷物運びをするシェルパの長だ。
かれは神聖な山に畏怖の念を抱き、登山隊の無謀さに最後は口を閉ざしてしまった。


posted by ミッキー at 16:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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