2014年05月24日

あなたもご用心 5月24日公開 『ディス/コネクト』 プラスby ねんねこ

カチンコ『ディス/コネクト』ヘンリー=アレックス・ルビン監督/アメリカ/115分/原題:DISCONNECT/5月24日より新宿バルト9他にて全国ロードショー公開 /http://dis-connect.jp/

公開初日一番で観に行く。始めのうちはちょっと人物関係がわからなかった。

SNSで嫌がらせを受けて自殺未遂する少年の家族。
その少年が自殺する原因を作った父子家庭。
寂しい夫婦関係からチャットをする若妻。
インターネット上で未成年ポルノサイトのドキュメント番組を作ろうとアクセスするテレビ局のレポーター。

この家族たちは貧しい生活はしていない。子どもには個室、パソコン、今の流行のスマホやアイパッドを持っている。家族の関係は放任もあれば、口やかましい親もいる。こんな状態の家庭や職場は世界中にわんさかある。

携帯なし、パソコンなしではどうにもならない今、誰しもが「便利」だけど「危険」なものということを改めて認識させてくれた作品だった。

名古屋の試写で一足先に観られた「ねんねこ」さん(ユニークな語り口グッド(上向き矢印))が感想を寄せてくださったので、下記に添付させていただく。

原題でもある「DISCONNECT」とは「連絡を断つ、断ち切る」などといった意味らしいです。ボクみたいに英語の苦手な方のために念のため。

タイトルが示すように、この映画では、SNS依存社会の中 家族間でさえ希薄になってしまっている本来の人間関係と それによって起こる複数の事件を絶妙に絡ませながら描いています。

ボクは、映画をオススメするにしても ストーリーやシーンなどについてはなるべく明かしたくないと思っているのだけれど、強く印象に残ったシーンを一つだけ。

それは最大の見せ場となるクライマックスシーンとかでもない映画終盤のちょっとした場面。
入院療養中のベンという少年の姉アビーが学食で友人たちに 事の顛末や現在の考え方を述べるところでの その友人の行動とアビーの反応。問題に直面した者と(まだ)そうでない者との差異を象徴的に表わしています。

これじゃいけないんですが、現実に溢れかえっている 「景色」なんだと思います。皆さんもスクリーンで確かめてみてください。多くの人が友人側みたいなのではないですか?

原題には確か入ってなかったと思うんですが、邦題には表記したように / が入っています。他者との繋がりが断たれている感を より視覚的にも強調するためのものだと思いますが、この / の入れ方(チラシやポスターで見てみてね!)、ボクはあえて「そんな隔絶にNO!を突き付ける」否定の意味の / であると、無理矢理にでも希望的に解釈したいです。

きっとこの映画を観た人ならば、ちゃんと人と人が向き合うことの大切さに気づけるだろうから。

先に公開された『白ゆき姫殺人事件』の中でも 独り歩き、拡散、暴走してゆくSNSの恐ろしさが描かれていましたが、両作品とも、もう面白い面白くない以前に(いや、わーい(嬉しい顔)面白いんだけどね!)「今だからこそ観ておくべき映画」なのです。 by ねんねこ


posted by ミッキー at 17:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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