
戦争が終わって約十年。まだまだ復興途上の日本。太平洋上の近海で漁船が突然沈没するという奇怪な事件が続いた。奇跡的に助かった男が「海底から巨大な怪物が現れて、怪獣の口からの火などで、みんな死んでしまった」と言う・・・誰も信じなかった。
だが、1人の年老いた漁師は「海中に食べ物がなくなれば、怪物は陸へ上り、家畜や人間を襲う」という言い伝えを信じていた。その言葉どおり、暴風雨の夜に島の人家を踏み荒らし、尋常ならざる被害をもたらした。

60年たった今年の夏に、ハリウッドが制作する『GODZILLA』に先駆けて、本家本元の原点モノクロ作品を、最新のデジタル技術で修復したデジタルリマスター版だ。
はじめに、画面の左半分がbeforeで、右半分がafterでくらべて見せてくれる。左は鮮明ではないが懐かしさがあり、右はやはり見やすくなっていた。
そのお試しが出てから、


あ〜、この音楽あってのゴジラか、ゴジラあっての音楽か、映画で興奮するってこういうことなんだ!とトリハダがたった

特撮技術から行けば、今と比べると雲泥の差だ。だが、セットのやわさや建物の不具合さは、あまりはっきり見えているより、左半分のbeforeも捨てがたいのではと感じた。
ま、ストーリーなどは書くまでもないが、河内桃子の昭和おっとり美人さん

7月25日に公開する『GODZILLA』の前売り券を買って、それを見せると、本家本元の原点モノクロの『ゴジラ』が500円でご覧いただける!