2014年04月26日

「ゴールデン・ウイークにお一人様で観たいDVD」by ねんねこ

ミッキーさんから「G.W.に観たい映画DVDを紹介してほしい」との御依頼を受け参上しました ねんねこ です。先方が「ご家族で観たい」だったので、こちらは「お一人様向け」というコンセプトで行こうとのことになりましたが、まぁそれにはあまり囚われずにオススメを選びました。

お一人様… ひとりぼっち… って単純な発想からまず浮かんだのが『太平洋ひとりぼっち』と『ひとりぼっちの青春』と。共に名作の誉れ高い映画だけど、どちらもボクはまだ観ていません。いくら評判が良くたって自分の目で観ていないものを他人に薦めるわけにはいきませんが、コレなら観てるし推せます!というのが…

映画(かちんこ)『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』 ('09.イギリス他 サム・テイラー=ウッド監督)
ジョン・レノンの若き日の物語なんだけど、ボクは映画を観る前には なるべく予め情報を入れないことにしているものだから、そのことを全く知らずに観てました。

映画の中盤で ゙ポール・マッカートニー″という名前の15歳の少年が出てきて、「そういえば主人公の名前はジョンで あの特徴のあるメガネ!」そこでようやく気づいたというお恥ずかしい次第。今回DVDで観直してみたところ「感の良い人なら 開巻すぐの ゙最初の一音″で気づくなぁ」と思いました。

でも ビートルズに特別な思い入れがあるわけでないボクでも、一人の少年の 二人の ゙母″を巡る葛藤と成長、出発の物語としてじっくりと味わうことが出来た秀作です。


映画(かちんこ)『ねこタクシー 劇場版』 ('10.亀井亨監督)
御自身のお名前ばかりか『幼獣マメシバ』『犬飼さんちの犬』『くろねこルーシー』…と なぜか動物がタイトルに入ってる映画を多く作っている きっと動物好きにちがいない亀井監督作品。

かく言うボクもネコ好 (ねんねこがネコじゃないのはもちろん知ってますよ)なので わざわざ劇場まで観に行ったのですが、単なる動物ファンタジーにあらず。

他人とのコミュニケーションが苦手で自堕落、どう見たってタクシー運転手にはむいてなさそうな生き方下手の主人公を演じるカンニング竹山さんが見事なはまり役。劇中一度も怒りません。

ひょんなことからネコをタクシーに乗せて営業することになった主人公が それをきっかけに家族(特に娘)との絆を取り戻し 少しずつ他人との会話もできるようになり、難題にぶつかりながらも やがて人間として一歩も二歩も前に進んでいく姿が しっかり猫かれた、あっごめんなさい!描かれた人間ドラマでした。

尚 これは劇場版で、元々は連続ドラマだったのを後から知りました。DVDには特典としてドラマ版の第1話も収録されてますが、劇場版を先に観たほうが良いように思います。ボクもおいおいドラマ版を借りてきて観ようと思ってます。


映画(かちんこ)『暗い日曜日』 ('99.ドイツ=ハンガリー ロルフ・シューベル監督)
寂しい(?)お一人様向けに よりによってなんでこんな映画を!?と思われたかもしれません。なんせ「1930年代 その歌を聴いて自殺者が相次いだ」といわれる同名の名曲にまつわる物語です。

劇場で公開されてた時、真向かいのもう一方の劇場で映画を観たボクは「もう一本観られるけどなぁ」と思ったものの なにせこのタイトル。いやぁ〜な気分で帰りたくはないから、劇場スタッフさんに「これって落ち込みそうな映画ですか?」とホントに訊きました。「そんなことないですよぉ」との笑顔での応えを信じて挑んだところ、これがなんと大当たり!今ではその前に観てた映画が何だったかは思い出せないのに こっちは未だに強烈なる記憶として残っています。「あの時のスタッフのおねえさん、ありがとう!」

ラブロマンスにして、極上のミステリーでもあります。なので詳しく語れないんですが、意外な観賞後感は保証します。スタッフのおねえさんと、ボクの感謝の言葉を信じてください。

映画(かちんこ)『チェスト!』 ('08.雑賀俊郎監督)
実は今回一番のオススメはコレです!原作は登坂恵里香さんの児童小説(ポプラ社刊)で脚本も登坂さん。
タイトルからお察しのとおり お話の舞台は薩摩。鹿児島市の小学校で実際に行われている錦江湾横断遠泳大会を通して、内にそれぞれ悩みや問題を抱えた子供たちが仲間や回りの人々に支えられながら成長していく物語。子供たちのみならず大人たちも良いんですよね。

むしろ家族揃って観るべき映画ですが、お父さんお母さん世代が我が子の前でボロボロ泣いてしまいそうなので まずは一人で隠れて観るべし!との無理矢理な理由付けをしておきます。

試写の後、ボクと同世代の代理店宣伝担当の方が「俺もこんな学校行きたかったと思うもんなぁ〜」と本当に商売っ気抜きで感慨深げに言われたのをよく覚えています。
ユウタ君の「氷砂糖の夢」は 叶うかな? なんのことかって?それは観てのお楽しみ!


映画(かちんこ)『アメリカン・グラフィティ』 ('73.米 ジョージ・ルーカス監督)
ある年齢以上の世代の映画ファンには いまさら紹介する必要もないほどの青春映画の金字塔です。
実は今回この作品が浮上した理由は、先日 ある新作映画を観ていて『アメ・グラ 2』の方を思い出したからなんですが、それについてのハナシはまた今度。

時代は1962年、リチャード・ドレイファス演じる主人公カートが大学へ行くために故郷の田舎町を出るその前夜の 彼と友人たちのたった一夜の物語をウルフマン・ジャックの軽快なDJや懐かしのアメリカンポップスをふんだんに織り込んで描きあげます。

製作にはフランシス・フォード・コッポラの名も。カートの友人テリー役は『アンタッチャブル』などでも活躍するメガネっ子男優チャールズ・マーティン・スミス。同じくスティーブ役は今やオスカー監督のロン・ハワード。ルーカス監督とはその後『スターウォーズ』でもタッグを組むハリソン・フォードの若き姿も見られます。

オールドファンは もう一度彼らに会うためにタイムスリップする気分で、未見の方はこの機会に是非!必見の傑作です。ラストにこの4人の若者のその後が記されますが それが『2』につながってます。この一作目ほど高い評価は得ていないようですが、ボクはそちらも好きなので 興味のある方は続けてどうぞ。


巻末付録
映画(かちんこ)ナゾトキネマ『マダム・マーマレードの異常な謎』
ミッキーさんから3〜5作品といわれてたので 以上で終わらんならんのですが、この長〜い連休にこそ じっくりと謎解きをする絶好の機会。以前にもオススメしたこの映画のDVDも出てますから何度も観直して、ボクが導き出せなかった答えにたどり着いてみてください! それでは また!
posted by ミッキー at 00:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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