公開初日の初回上映に行った。ほぼ9割の入りで最前列あたりしか空きがなかった。見回せば学者風の賢そうな方々がいっぱいだ。
反原発の環境活動家が、エネルギーの事情を知り、原発推進派に徐々に変わっていく様子を描いている内容だから、期待いっぱいのドキュメンタリー。
ちょうど時間的にも90分の大学講義を受けているような感覚になってしまった。それも真面目一方の教授で90分なんの緩みもなく、面白みもない授業だ
言っていることはそう難しくはないように思うが、ミッキーおばぁにとってわかりやすくではなかった。納得感も50%ぐらい。
私は原発に関しては、推進派でも反推進派でもない。でも、こんなに電力を使う日本でクリーンなエネルギーだけでやっていけないことはわかる。
3月11日以来、毎日無駄な電気は使っていない。真夏のクーラーですらお客のいる時間だけ、テレビは1日10分、大ニュースのサワリだけ見る。
そんな私だって映画をたくさん観るから、映画館では電気を使っている。パソコンだって使っている。もう楽しい生活、楽な生活に慣れきってしまった。
何を言おうとしてたのか支離滅裂になってしまったが、このドキュメンタリーを観て、原発を反対するなら、今までの生活を変えるほどのすごい覚悟がいる! ということだけ、はっきりわかった。