
夫を亡くしたマルガレーテ(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は、娘家族と同居することにした。だが、ゆくゆくは娘の近くの老人ホームへ入ってほしいという話に

約束していた「ローマ法王に会いに連れて行ってくれる」というのも、いつになるか分からないと悟ったマルガレーテは、黙って一人でバチカンに向かう。
『バグダッド・カフェ』のマリアンネ・ゼーゲブレヒトさんが主役。
この

その『バグダッド・カフェ』から何年たったのだろうか・・・26年前だ。
体重は変わっていないが、好い感じに歳を重ねてきていらっしゃった。

彼女には、法王さまの前で懺悔しなければならないことがあった。
敬愛する法王さまは、彼女と同じバイエルン出身の方だからもう夢中。その様子がまるで

75歳くらいのマルガレーテと娘・マリー(アネット・フィラー)、そして孫娘の3世代が、ちょっとした意見の違い、諍い、家族でもなかなかNO!と言えないことなどが絡まって、とてもほろ苦い大人味の作品に仕上がっている。
『バグダッド・カフェ』でも『バチカンで逢いましょう』でも、マリアンネ・ゼーゲブレヒトさんはお掃除やお料理で、大活躍してくれる
