2014年03月05日

3月5日(水曜)素晴らしい作品だけに残念・・・『家路』


カチンコ『家路』久保田直監督/公開中
震災後の福島。次郎(松山ケンイチ)は、立ち入り禁止区域となった故郷に密かに帰ってくる。

彼は、必死に田畑や家事で働く母と地域の実力者だった父、腹違いの兄という家族のなかで、複雑な少年時代を過ごす。

ある「事件」の罪をかぶって、もう二度と戻らないことを決意していたが、無人になった今だから戻ってきたのだ。

一方、震災の影響によって、先祖から受け継いだ土地を離れた次郎の母・登美子(田中裕子)と兄・総一(内田聖陽)は、狭い仮設住宅で一緒に暮らしていた。

農家の長男として生まれ育った総一にとって、厳格だった父から受け継いだ田畑を失うことは自尊心を失うことでもあった。

ドボルザークのるんるん「家路」の定時放送で題名に気づく。

いつのまにか年月がたち、災害直後の非常時から、今はその避難所生活が日常になりつつあるちっ(怒った顔)苛立ちが伝わってきた。

どの俳優さんも演技は見事だ。東北弁特有のこもった言葉も聞こえなかったり、理解しにくい部分があったが
場面から難無く想像することが出来た。映像の力がそうさせるのだと思う。

そして特に素晴らしいと感じたのは自然音だ。これは自然に捉えていたのだろうか。
効果音として何かプラスした技術で、自然音を作ったのなら素晴らしい効果マンさんだ。

作品としては上出来の映画だが、気に入らない点もあった。

田中裕子の頭髪だ。この年齢でこの事態なら白髪に近いごましおの髪だ。
でも白髪はなく生え際からおしゃれ染めをしていた。

最後のほうで後ろの髪を白髪混じりの髢を付けていたようだが、見る度に「がく〜(落胆した顔)あ〜残念」と何回も思ってしまった。

田植シーンの手も美しい手肌で百姓仕事に追われてきた主婦には到底思えなかった。
身体全身でまだらぼけ農家のお年寄りを演じてほしかった。
田中裕子さんにかんしては『共喰い』のほうがよかった。

posted by ミッキー at 11:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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