2014年02月04日

2月4日(火曜) 考えさせられた 『東京難民』


カチンコ『東京難民』佐々部清監督/130分/2月22日より新宿武蔵野館他にて全国ロードショー公開/http://tokyo-nanmin.com/

時枝修(中村蒼)は大学生。父親からの仕送りでワンルームマンションに住み、バイトをしている様子もない。だから相当世間知らずの若い男の子だ。

そんな修が父の失踪で大学は除籍、マンションは鍵を変えられてしまい、入ることすらできなくなった。荷物は不動産会社の倉庫に入れられていてお金を出さないと受け取れない。
そこから始まった彼の流転人生・・・。

日払いバイトしてネットカフェで泊まり、騙された結果、ひょんなことからホストになる。

行く先々で苦労を重ねるが、修の弱点の「人の良さ」が意外と「悪の水にとっぷり浸かった男」に痛い目にも合うが、とことん憎まれることがない。これが修を「死の淵」から生還させている。

これ、若者が観るより「今の若いもんは!」などという年配者に観ていただきたい。
あんたらの知ってる時代の「世間」とは違うんだよ、と分かってほしいから。

例えば、10人の若い方がこの作品を観て「これって、ひょっとしたら俺のことか?」と感じる人は1人ぐらい、「いや、自分もこうなってたかもな・・・」は3人ぐらい、「これは酷すぎるけど、俺も将来、注意しなきゃ、嫌な会社だけど辞めないでおこうか・・・」は3人くらいかなと想像する。
本当、過ごしにくい世の中だ。

神様がご褒美に(映画をたくさん観たご褒美?)、ミッキーおばぁを30歳若くしてあげると言われても
絶対、絶対、断る!それぐらい今の若者のおかれている状況は良くない。

(ここからは余分・修への小言)
数年、学生やってて友だちがいないってのは現実的じゃない。
普通、大学は辞めても、友だちのアパートを転々として、バイトしてお金を少し貯めたら、
家賃を3割くらい払って誰かと同居する才覚がなかったのか!
と映画を観て5時間くらいたって「なんて不甲斐ないヤツだ!」と怒っている。

※井上順がうらぶれたホームレス(川原で小屋を建てて暮している)を演じていた。
片目が濁っていたのが、それがとても切なく感じた。

posted by ミッキー at 01:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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