
ルックスもいい、センスもいい、イキな会話もできる、それにテクニシャン?!。
完璧といっていい男・ニシノユキヒコ(竹野内豊)は女性に関して懲りるということを知らない。
一筋に愛を求め続けていくが・・・。
おばぁにはなんだかこそばゆいが、若い女性にしても何もかも揃っていて、ましてや優しい男性なら「信用ならない、誰にも親切にするんじゃないか」という


この方、2枚目〜3枚目の間をふらりふらりとする。適役だ。
『太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男ー』『大木家の楽しい旅行 新婚地獄篇』で、
一見甘ちょろい俳優さんという私の思い違いを、軽々と正してくれた。
そこに来てこのふらりふらりする男を見ると「これが竹野内豊の本質か」とも思えてくるのだ。
演技?に力が入ってない、声だってぼそぼそ・・・でもこれがニシノユキヒコ。
女たちはこのニシノユキヒコにどうしてほしいというのではなく、ニシノユキヒコを通して自分を愛しているんだと感じた。独特な空気感の中でとらえどころがない竹野内豊さんはぴったりのはまり役。
※撮影地と季節感が非情にマッチしていた。まるでそこだけ別世界のようだ。
その別世界感覚がこの作品の題にもある「冒険」じゃないかと思う。
それに横浜の映画館J&Bも撮影地!
この新作も是非みたい!
いいですね。私もお会いしたいです。