2013年12月19日

12月19日(木曜) 12月21日公開の映画3本 『永遠の0』 『赤々煉恋』 『ファイアbyルブタン』


12月21日公開の映画3本をご紹介します。
一部シネマジャーナル作品紹介とだぶっている作品もあります。

カチンコ『永遠の0』山崎貴監督/出演:岡田准一 三浦春馬 井上真央/144分/12月21日公開/mhttp://www.eienno-zero.jp/index.html
 日本軍敗色濃厚な中、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた・・・。

人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎(三浦春馬)とフリーライターの姉・慶子(吹石一恵)は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵(岡田准一)のことを祖母の死をきっかけに調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外、何も残されていなかった。

元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちには予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗りの「祖父」が浮かび上がってきた。

・原作がある作品は、いつも映画を先に見るようにしている。読書に没頭したとしても3日はかかる量を2時間〜3時間で描き切ってしまうので、映画の底辺に流れるものと一致したものを見つける喜びわーい(嬉しい顔)や、おや、こんな場面はなかったぞ、というところも「どうしてここを省いたのだろう」と考えたり、私ならここを入れてあそこは・・・など妄想したりしてグッド(上向き矢印)楽しんでいる。

まあ、すぐ公開だから映画を見て正月に原作といくなら最高!
ひと言感想は お正月映画だけあってお金もしっかりかけてある大作。

その時代に自分の考えを口に出す勇気は、今の世で「これを言っちゃ〜会社は首、家庭内不和、仲間はずれ、孤立」となってしまうことに比べても、とてつもなく勇気がいったことに違いない。
じっと毎日言いたいことを我慢してやり過ごしている方に是非観ていただきたい。事態はそう簡単には変わらないだろうが、この時代にもこんな方がいたと分かっただけでも「口はとじたまま」前に進めるように思う。

今発売中のシネマジャーナル89号の中で、Tさんがこの作品をパンチ熱く語っている。


カチンコ『赤々煉恋』小中和哉監督、CGIモーション板野一郎監督/出演:土屋太鳳、秋本奈緒美、大杉漣(お声のみ)/83分/角川シネマ新宿他全国順次公開/http://ssrr.jp/

 自殺をした女子高生の樹里(土屋太鳳)は、生きている人にはわからない存在になっている。寂しさから、母親(秋本奈緒美)や学校の友人に声をかけるが誰もわかってくれない。

そんな樹里に不気味な蜘蛛のような怪物の声が聞こえて来た。生きている人には見えないようだ。それは心が弱った人を自殺に誘う虫で、樹里は虫男と呼ぶことにした。

ある日、公園で遊ぶ女の子と出会う。どうも樹里のことが見えるらしい。その子をりんごちゃんと呼び、喜んでいたわーい(嬉しい顔)樹里だったが・・・。

 今、先のくらい世の中で自殺を少しも考えたことのない方はどれだけいるだろうか。
この樹里はどうして自殺したかは観てくださればわかるが、浮遊霊の辛さがわかりやすく描かれていた。
自殺しようとか暗い考えの人にたかる虫がいて、それは浮遊霊にしかわからず、樹里が一生懸命大声で払いのけて人を救おうとしていたが、誰もその声には気づかない…。

最後、自殺してしまった自分の部屋でぼんやりしているお母さんに向かって、聞こえないことを承知で「ごめんなさい」と泣き崩れた樹里は、もう浮遊霊ではなかった。
どうにもならない悲しさはあるが、観た後はとても優しい気持ちになった。

※『鈴木先生』のお気に入りの生徒を演じた土屋太鳳さん。おっとりぴかぴか(新しい)お嬢様役がとってもいい。

※虫男は大きな蜘蛛と蚊が合体したようながく〜(落胆した顔)不気味なものだったが、声が大杉漣さんだからお顔を思い出して救われた気持ちになった。これが全然知らない恐ろしい声だったらこうはならなかったから、贅沢な使い方だが大杉さんにして正解だった。


カチンコ『ファイアbyルブタン』ブルノ・ユラン監督/フランス/クリスチャン・ルブタン、クレイジーホースのダンサーたち/81分/原題:Crazy Horse Paris/ヒューマントラスト有楽町、ル・シネマ他、名古屋109シネマズ名古屋2月8日公開/http://fire.gaga.ne.jp/

パリ・シャンゼリゼ通りに、世界に名だたるナイトクラブ「クレイジーホース・パリ」。1951年の開業以来、ここでは他のヌードショーとはひと味違う芸術的なショーを上演し、多くの人々を魅了し続けている。

このショーから刺激を受けたデザイナーのクリスチャン・ルブタンはシューズデザインを開始。
そして、彼はショーの演出も手がけることになった。
デヴィッド・リンチ監督の手がける官能的な音楽、クリスチャン・ルブタンの「靴」にたいする美学が結集した舞台「FIRE」は80日間の上演だったが観客を魅了させた。

去年の夏に『クレイジーホース・パリ夜の宝石たち』フレデリック・ワイズマン監督のパリの3大ナイトショーの一つ「クレイジーホース」のドキュメンタリーと重なっているが、綿密に計算されつくした魅力的な舞台だ。

舞台装置、振り付け、照明のあて方、衣装デザイン、るんるん音楽…そして靴にスポットをあてている。
あれは舞台だけのもので、靴も衣装の一部、演目の重要な小道具として踊り子の次に重要なもの。

渋谷のル・シネマでは『クレイジーホース・パリ夜の宝石たち』も上映される!心憎い企画だ。是非。クレイジーホースのショーや舞台裏などを堪能してほしい。
posted by ミッキー at 12:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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