2013年12月13日

12月13日(金曜) もうすぐ公開の映画紹介 『パリ、ただよう花』 『大脱出』


12月13日(金曜)
 いままで「ミッキーの映画日記」で約100回日記を投稿しましたが、今日から「ミッキーの毎日・映画三昧」で再出発いたします。
名前も内容もあまり変わり映えしませんが、よろしくお願いいたします。

毎日少しでも書こうと腕まくりしています。(今、気付きましたが、開始日がホラー好きの私にぴったりの13日の金曜!わーい(嬉しい顔)

さて今日はもうすぐ公開の2作品をご紹介いたします。

『パリ、ただよう花』ロウ・イエ監督/フランス、中国/12月21日公開/105分/渋谷アップリンク、新宿K's cinema他全国順次公開/http://www.uplink.co.jp/hana/

 北京からパリに恋人を追いかけてきた若い教師の花(コリーヌ・ヤン)。
恋人には捨てられてしまい、なじみのない彼女は小さなアパートから大学を行き来していた。

そんなある日、花はマチュー(タハール・ラヒム)と出会い、戸惑いながらも恋に落ちてしまう。

・ロウ・イエ監督作品は映画を観る力を試されるリトマス試験紙のようだ。
以前だったらきっと理解できない箇所もわかるし、わからないまでも想像がつく。

急に過去の思い出や、知り合ってすぐのアツアツ時代の画像が流れてくる(あ、流れてくると書いたが、ロウ・イエ監督カメラは、この「流れるような画像」が個性だ)と戸惑うが、すぐ理解できた。

でも、これでストーリーだけ理解したとは言い切れない不安バッド(下向き矢印)もあったので、もう一度観てみることにした。

1ヶ月ほど後に2回目を観た。
えらく思い違いしていた。ちょっとがっくり・・・がく〜(落胆した顔)
若くて美しくて教養のある花ぴかぴか(新しい)がどうしてこんな男と、と思っていたが、ここは異国、ただ一人、恋人には捨てられた寂しさの3拍子が揃えば「恋する」ことが理解できたし、男にしても現実的な事情もあって「口ほどの純情な恋」ではないと感じた。

あ〜、2度観てやっと私にも現実が見えてきた。愛は漂っている「不確かなもの」で、現実生活は「崩しようがない」を突きつけられた。

それを踏まえてもう一度観てみたくなったロウ・イエ作品。
『スプリング・フィーバー』もこの手に乗せられ3度も観てしまったことを思い出した。


『大脱出』ミカエル・パフストローム監督/アメリカ/1月10日(金)公開/116分/TOHOシネマズ日劇他ロードショー/http://dassyutsu.gaga.ne.jp/

 世界屈指のセキュリティ・コンサルタント=脱獄のプロであるブレスリン(シルベスター・スタローン)は、CIAから私設刑務所の脱獄依頼が来た。だが、それは彼を陥れるワナだった。

ブレスリンは襲われて気を失っているときに私設刑務所に入れられたので、ここがどんなところだかわからない状態だ。まさか海上のそれもタンカーの監獄とは思わなかっただろう。

だが、その監獄のセキュリティは、彼が脱獄指南したのを元に作ってあるから始末が悪い。
獄内に協力者・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)がいて、一致協力で脱獄をはかるが・・・。

大きいといってもタンカーの中だけだから手に汗を握るまでのハラハラ感はないが、私設監獄には興味がある。国が気に入らない思想犯や政敵など適当に罪をでっち上げれば、ここにお願いして入れられてしまうということにも可能。
私設という言葉がこんなに恐いどんっ(衝撃)とは・・・。


posted by ミッキー at 02:23| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ミッキーの映画日記、独立おめでとうございます! 『パリ、ただよう花』私も一度観ただけではわからないことが多くって・・・ もっともいつものように居眠りしてしまったからなのですが。私も教養ある彼女がなぜ?とふっと思いました。 心細いところに、タハール・ラヒムのような男が現れたら、やっぱりぐらっとくるかも。 
Posted by 咲 at 2013年12月15日 09:07
咲さまへ
コメントありがとうございました。
初コメントでした。

アップリンク配給の作品は渋いものが多いですから、映画通には見逃せませんね。

来年2月公開の『ドストエフスキーと愛に生きる』は2011年山形で賞を取った作品で原題が『5頭の象と生きる女』で、いい邦題がついたとおもいます。
ユダヤ絡みで奥深い作品でした。

今後ともどうかブログをよろしくお願いいたします。
Posted by ミッキー at 2013年12月16日 08:38
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