2025年04月21日

『不毛地帯』(1976)岐阜ロイヤル劇場にて

🎬『不毛地帯』(1976)山本薩夫監督/181分

近畿商事社長・大門一三(山形勲)は、元陸軍中佐・壱岐正(仲代達矢)を社に迎え入れた。壱岐の大本営参謀としての作戦力、組織力を高く評価したからである。

壱岐正は過去のことは聞かないという条件で繊維部門の仕事になったが、すぐさま社長のおともでアメリカに同行する。そこで偶然(仕組まれていた)に軍人時代の親友で自衛隊防衛部長・川又空将補(丹波哲郎)の会った。

その後知らず知らずの間に戦闘機購入争奪戦に取り込まれていく。

9C8C18EB-D5AA-42CA-B9A1-AA1469F10499.jpeg

今なら珍しくないが当時の3時間の映画とはそれだけで話題になったと思う。ロイヤル劇場も10時と1時半の2回上映(いつも3回)。でもざっと数えても50人近く入っていた。

映画は時折思い出すようにシベリア抑留時代のことも丁寧に描かれていた。そして会社員として陰謀、裏切り、お金に塗れていくのだが、ここでも「戦争」と同じような憂き目に遭うのだ。


posted by ミッキー at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする