2025年02月20日

3月末公開『少年と犬』『BETTER MAN ベター・マン』を少しずつ

今日、3月末に公開する映画の試写があった。

🎬『少年と犬』瀬々敬久監督/128分/3月20日公開

震災から半年後の宮城県仙台市。職を失った青年・和正(高橋文哉)は、震災で飼い主とはぐれたセパード犬の多聞と出会う。

利口な多聞は和正とその家族にとって大切な存在となるが、多聞は常に西の方角をじっと見ていた。

やがて家族を助けるために、闇仕事に手を染めた和正は事件に巻き込まれ、その混乱で多聞と離れてしまう。。

その後、多聞は滋賀県で暮らす女性・美羽(西野七瀬)のもとで過ごしていた。

悲しい秘密を抱える美羽は、多聞と過ごすことで平和な日常を取り戻していく。そんな彼女の前に多聞を追ってきた和正が現れて……。。

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小説家・馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」を瀬々監督が映画化。縁あって「真っ当に生きよう」と将来を誓う2人と利口な犬が織りなすロードムービー。

🎬『BETTER MAN ベター・マン』マイケル・グレイシー監督/アメリカ/3月28日公開

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マイケル・グレイシー監督がイギリスの世界的ポップ歌手ロビー・ウィリアムズの波乱に満ちた人生をミュージカル映画化。

主人公ロビー・ウィリアムズを「猿」の姿で表現するという奇抜さと幻想的なミュージカルシーンで描きだしている。

★ 2025年・第97回アカデミー賞で視覚効果賞にノミネート。
posted by ミッキー at 19:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月19日

ミッキーマウスがホラーで主役⁈ 3月7日公開『マッド・マウス ミッキーとミニー』

アジア・フィルム・アワード・アカデミーは、2025年3月16日(日)に香港にて開催される アジア全域版アカデミー賞「第 18 回アジア・フィルム・アワード」国内外で幅広く活躍する日本の俳優、Kōki,さんに「AFA Rising Star Award」を授与することを発表。

AFA Rising Star Awardは、映画界で類まれなる可能性を示した有望な新世代の才能があり、アジアのみならず国際的な舞台でのさらなる活躍への期待を込めて贈られる賞で、日本の俳優が本賞を受賞するのは2014年以来2度目。

Kōki,さんは清水崇監督作品『牛首村』では一人二役を演じて、ブルーリボン賞新人賞を受賞。

海外作品では、今上映中の『TOUCH/タッチ』(バルタザール・コルマウクル監督)に出演。これも瑞々しい演技で楽しませ

もうすぐ公開の日本映画『女神降臨』


🎬 『マッド・マウス ミッキーとミニー』ジェイミー・ベイリー監督、製作、撮影、編集/カナダ/94分/3月7日より新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ他にて全国ロードショー公開

歳の誕生日を迎えるアレックス(ソフィー・マッキントッシュ)は、アルバイト先のゲームセンターで店長から残業を頼まれ、夜遅くまで働くことになってしまった。

店内で不気味な人影を目撃したアレックスは、友人が彼女のために企画してくれた誕生日祝いのサプライズだと知り安堵する。

しかし楽しい時間も瞬く間に怪しげな人物が友人たちを襲い、まるでゲームを楽しむように殺されていく。

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1928年に公開されたウォルト・ディズニー社の短編アニメ『蒸気船ウィリー』が、2024年1月1日に、公開から95年経ったので著作権が切れたことで「蒸気船ウィリー」に登場したミッキーマウスを凶悪殺人鬼として描いたホラー映画。

可愛いクマのプーさんも邪悪なプーになってしまったのと同じパターン。クマさんにはそれなりの事情があったが、ミッキーには、なんで?と思った。


posted by ミッキー at 14:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月17日

イランでは上映不可 2月28日公開映画『TATAMI』

🎬『TATAMI』ザーラ・アミール、ガイ・ナティーブ監督/ジョージア、アメリカ/103分/2月28日より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー公開

ジョージアの首都トビリシで開催された女性柔道の国際試合で、イランの有望選手レイラ(アリエンヌ・マンディ)とコーチのマルヤム(ザーラ・アミール)は、自国からイスラエル選手との対戦を避けるために、イラン政府から棄権を強要される。

コーチは従う気持ちだったが、順当に勝ち続けてきたレイラは断固として従わないと意思表示をしたが……。

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2年前の東京国際映画祭のコンペティション部門で審査委員特別賞と最優秀女優賞(ザーラ・アミール)の2部門を受賞。映画史上初めてイスラエルとイランにルーツをもつクリエイターが協働した作品とされ、製作に参加したイラン出身者は全員亡命し、映画はイランでは上映不可となっている。

柔道の試合シーンも、政治の駆け引きも、まるで柔道会場にいるような緊迫感だった。これは事実を基に作られた作品でイランでは公開されていない。

★和太鼓の響きが効いていて、タタミ上の競技を盛り立てていた。
★ザーラ・アミールさんは『聖地には蜘蛛が巣を張る』でカンヌ映画祭女優賞を受賞。
posted by ミッキー at 20:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする