🎬『対外秘』イ・ウォンテ監督、脚本/韓国/116分
1992年、釜山。政治家のヘウン(チョ・ジヌン)は党の公認候補を約束され国会議員選挙への出馬を決意するが、国政を裏の権力者スンテ(イ・ソンミン)に、自分の言いなりになる男に公認候補を突然変えてしまう。
激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した「極秘文書』を手に入れ、彼に復讐しようとする。その一方でヤクザのピルド(キム・ムヨル)から選挙資金を得て、無所属で出馬する。
地元の人々から人気を集めたヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが逆襲に出たので、権力闘争へと発展していく。
ネットの評判も良かったので楽しみにしていたがガッカリ。韓国独特のキムチパワーも期待していたが、少し方向が違う。
なんとも言えない「後味の悪いどす黒さ」だけが目立っていて、終わり方もあっけないものだった。あんなに簡単に人を殺せる展開にもついていけなかった。