2024年11月09日

11月9日公開映画『ルート29』

このところ急に寒くなって、寝る時は首元にウールのショールと上布団を厚くした。今までのようにサッと起きられず、これ以上寒くなったらと心配。気を取り直して8日ぶりにマッサージに。「首から肩が凝っていますよー」と言われた。

🎬『ルート29』森井勇佑監督、脚本/120分/ミッドランドスクエアシネマにて

他人と必要以上のコミュニケーションを取れない女性・のり子(綾瀬はるか)は、鳥取で清掃員として働いている。

ある日、彼女は仕事で訪れた病院の入院患者・理映子から「娘のハルを連れてきてほしい」と頼まれ、何かに突き動かされるように車で姫路へと向かう。

ハルは風変わりな女の子で、初対面ののり子に「トンボ」というあだ名をつける。のり子とハルは姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を行く途中で、さまざまな人たちと出会い、のり子の心はいろんな感情で満たされていく。

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正直、面白い映画でも見応えのある映画でもない。出てくる方々は「普通」ではない。内容は書けないが、こんなこと頼まれたらほとんどの人は断ることもなぜか引き受けてしまったり、きっとこんなの見たら警察に届ける状態でも自分でなんとかしたりするので、共感する部分がなかった。

ところがそのうちに「普通じゃない」が伝染して「ま、こういう人たちもいるんだろうなぁ」に無理なく納得できた不思議な映画だった。

★『こちらあみ子』で長編デビューして第27回新藤兼人賞金賞を受賞した森井勇佑監督。

★今作は綾瀬はるかを主演に、詩人・中尾太一の詩集「ルート29、解放」にインスピレーションを受けた独創的なストーリーのロードムービー。『こちらあみ子』で主演した大沢一菜がハルを演じている。
posted by ミッキー at 17:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする