🎬『アーネストに恋して』デビッド・ホーン監督/アメリカ/88分
ある夜のこと、仕事と育児の両立に苦しむシングルマザーのキャット(ヴァレリー・ヴィゴーダ)のもとに、突然、 20 世紀を代表する冒険家である南極探検家のサー・アーネスト・シャクルトン(ウェイド・マッカラム)から返信が❗️
南極で船が難破し流氷の上で身動きが取れなくなったシャクルトンは、時空を超えてキャットに助けを求め、そして壮大な冒険の旅へと誘う。
思いがけないことに、二人は興味や趣味があって、互いに「深い縁」を感じ合うのだった。

出会い系サイトという最近の流行りの通信から、100年前の有名な探検家と遭遇、そして恋に……なんてロマンチックな物語だろう。
お付き合いしてまもないカップルに超オススメデート映画。
それにプラスしてミュージカルにもなっている。始まりのシーンはキャットの1人オーケストラは見事なもので、ロマンチックな時空を超えた夢の世界に連れてってくれる。
愛し合うカップル誕生は、各々の違った人生や生活(時空が違う)から、思いがけなく生まれてくることが多い。この作品は今まで違っていた者同士が、縁あって歩み寄っていく様子を教えてくれる作品。
これは、ニューヨーク・ブロードウェイを中心に傑作舞台の感動を映画館で楽しめる「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズで、オフ・ブロードウェイ・アライアンス最優秀ミュージカル賞を受賞した作品。