親戚に不幸があって、三連休は通夜、葬式だった。ひさしぶりにミッキー4姉妹、親戚が集まった。3日目は休養しようと思ったが、センチュリーシネマに足を運んだ。観たのは『悪魔と夜更かし』ずっと見たかったので老体にムチ?打って行ったが、とってもミッキー好みだった。
🎬『悪魔と夜更かし』コリン・ケアンズ、キャメロン・ケアンズ監督、脚本/オーストラリア/93分
1977年、ハロウィンの夜。放送局の深夜のトーク番組「ナイト・オウルズ」の司会者ジャック(デビッド・ダストマルチャン)は、生放送のオカルトライブショーで人気低迷を打開しようとしていた。
霊聴やポルターガイストなど怪しげな超常現象が次々と披露されるが、この日のメインゲストはルポルタージュ「悪魔との対話」の著者・ジューン博士(ローラ・ゴードン)と本のモデルとなった悪魔憑きの美少女リリー(イングリッド・トレリ)が登場。
視聴率獲得のためジャックは、テレビ史上初となる「悪魔の生出演」を実現させようとするが……。
オーストラリア発のホラー映画ってどんなレベル?と題名の面白さで見に行った。はじめは笑いながら見ていたが「これ、やらせでしょ?」と思えなくなる展開にギョっとした。
もう一度見たいくらいじょ面白さ。
特に司会者役の男優さん、悪魔つき美少女の方、音楽(定番のテルミン)が良かった。
ありそうなことがてんこ盛りで「アレはウソ」と言えない部分もあった。
★やっぱり良いホラーを見ると生き返る❗️
2024年10月15日
2024年10月09日
国境の地で、スマホをなくしただけなのに……10月18日公開「国境ナイトクルージング』
🎬『国境ナイトクルージング』アンソニー・チェン 監督、脚本/中国、インドネシア/100分/19月18日より新宿ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマ他にて全国ロードショー公開
友人の結婚式に出席するために、中国と北朝鮮の国境の町・延吉にやって来た青年ハオフォン(リウ・ハオラン)は、上海へ戻る翌朝のフライトまでの暇つぶしに観光ツアーに参加した。
その時にスマートフォンを紛失してしまう。観光ガイドの女性ナナ(チョウ・ドンユイ)は、お詫びとしてハオフォンを夜の延吉に連れ出し、ナナの男友達で子持ちのl料理人シャオ(チュー・チューシャオ)と3人で呑んで盛りあがった。
翌朝、寝過ごしたハオフォンは飛行機に乗れず、その日は3人でバイクに乗って国境クルージングに出かけることにした。
監督さんは『イロイロ ぬくもりの記憶」で第66回カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞したシンガポール出身のアンソニー・チェン。人情味豊かな作風で、観終わってからも長い間幸せな気持ちにさせてくれる。
新作も「え、これで別れてしまうの?」と思ったが、後から「これでよかったんだ」としみじみ感じた。
友人の結婚式に出席するために、中国と北朝鮮の国境の町・延吉にやって来た青年ハオフォン(リウ・ハオラン)は、上海へ戻る翌朝のフライトまでの暇つぶしに観光ツアーに参加した。
その時にスマートフォンを紛失してしまう。観光ガイドの女性ナナ(チョウ・ドンユイ)は、お詫びとしてハオフォンを夜の延吉に連れ出し、ナナの男友達で子持ちのl料理人シャオ(チュー・チューシャオ)と3人で呑んで盛りあがった。
翌朝、寝過ごしたハオフォンは飛行機に乗れず、その日は3人でバイクに乗って国境クルージングに出かけることにした。
監督さんは『イロイロ ぬくもりの記憶」で第66回カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞したシンガポール出身のアンソニー・チェン。人情味豊かな作風で、観終わってからも長い間幸せな気持ちにさせてくれる。
新作も「え、これで別れてしまうの?」と思ったが、後から「これでよかったんだ」としみじみ感じた。
2024年10月07日
『花嫁はどこへ?』ミッドランドスクエアシネマにて
🎬『花嫁はどこへ?』キラン・ラオ監督/インド/124分
大安吉日のインド。育ちも性格も正反対の2人の女性プールとジャヤ(ニターンシー・ゴーエルとプラティバー・ランター)は、それぞれの花婿の家へ向かうために、同じ満員列車に乗り合わせる。
しかし2人とも赤いベールで顔が隠れていたために、いつの間にか入れ替わって、別の嫁ぎ先に連れて行かれてしまう。
当然、花嫁、花婿はびっくり仰天するが、周りの親戚も大慌て。
予期せぬ出来事だが、50年以上も前の熱海でも、宿で新婚初夜の入れ違いがあったと聞いたことがある。その頃は新幹線で熱海に新婚旅行が全盛。インドでは満員の汽車で花嫁姿で行くのかと思うとちょっとかわいそう。
でも、女は強い。弱そうに見える方も自分の意志を貫いていて、瞬間的に「この人は信頼できる」とピピっとわかるようだ。2人の嫁ぎ先の対応も身分差も違うが、少しの間でも一緒に過ごした経験は、きっと貴重なものになるように思う。
終わり方がとってもしなやかで人間味に溢れていた。
★監督は、インドの人気俳優で、この映画の製作に加わったアミール・カーンの元妻キラン・ラオ。
★トロント国際映画祭でスタンディングオベーションを巻き起こし、辛口で知られる批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家100%、観客95%いう驚異の高評価を得ている。
大安吉日のインド。育ちも性格も正反対の2人の女性プールとジャヤ(ニターンシー・ゴーエルとプラティバー・ランター)は、それぞれの花婿の家へ向かうために、同じ満員列車に乗り合わせる。
しかし2人とも赤いベールで顔が隠れていたために、いつの間にか入れ替わって、別の嫁ぎ先に連れて行かれてしまう。
当然、花嫁、花婿はびっくり仰天するが、周りの親戚も大慌て。
予期せぬ出来事だが、50年以上も前の熱海でも、宿で新婚初夜の入れ違いがあったと聞いたことがある。その頃は新幹線で熱海に新婚旅行が全盛。インドでは満員の汽車で花嫁姿で行くのかと思うとちょっとかわいそう。
でも、女は強い。弱そうに見える方も自分の意志を貫いていて、瞬間的に「この人は信頼できる」とピピっとわかるようだ。2人の嫁ぎ先の対応も身分差も違うが、少しの間でも一緒に過ごした経験は、きっと貴重なものになるように思う。
終わり方がとってもしなやかで人間味に溢れていた。
★監督は、インドの人気俳優で、この映画の製作に加わったアミール・カーンの元妻キラン・ラオ。
★トロント国際映画祭でスタンディングオベーションを巻き起こし、辛口で知られる批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家100%、観客95%いう驚異の高評価を得ている。