Netflix『1000人の子供を持つ男』ジョシュ・アロット監督/イギリス/3話
長身、金髪でハンサムな男ジョナサン・ジェイコブ・マイヤーを信頼し、彼から精子の提供を受けて子供を授かった親たち。だが、同じ男が提供した精子から何百人、いや、何千人もの子供が世界中で生まれていたことが発覚。
オランダの法的拘束力のない医療ガイドラインでは、精子提供者1人当たりの子供の数は25人までと制限されていて、オランダの法律では国内の複数のクリニックで提供することを禁じている。
オランダ産婦人科学会は2017年にオランダ国内でのマイヤー氏の精子提供を禁止したが、彼は海外に出向いて受精者への提供を続けていた。
なんとまあ奇想天外の実話。種男は悪いことをしていると思ってない異常男。
2年ほど前にNetflix『我々の父親』ルーシー・ジュルダン監督〔アメリカ)というドキュメンタリーがあった。
精子提供によって生まれたジャコバ・バラードさんは、一人っ子で寂しく兄弟や姉妹が欲しいと思っていた。ある時、彼女はDNA検査キットの結果から調べてみると、自分に異母兄弟がいることを知り、嬉しくなったが、1人の精子から3人までという規則に反してなんと7人も出てきた という実話。父親は不妊治療の名医。この有名医師以外に、自分の精液を使った医師が多かったのには驚いた❗️
アメリカでは1人の精子は3人までらしいが、オランダでは25人まで。ちょっと多くない?と思うが、規模の大小はあるが、これは世界のどこにでも起きても不思議ではないお話。