今日はアニメ映画の試写2本あったので、久しぶりに続きで観に行った。
🎬『化け猫あんずちゃん』山下敦弘、久野遥子監督/日本、フランス/94分/7月19日より東宝系映画館で公開。
ある豪雨の日、寺の住職が段ボール箱の中で鳴いている子猫を見つける。その猫は「あんず」と名付けられて大切に育てられるが、奇妙なことに20年が過ぎても死ぬことはなく、30年経った頃には人間の言葉を話して人間のように暮らす化け猫となっていた。そして現在37歳で、名はあんずちゃん(声: 森山未來)。無免許で原付バイクに乗って、マッサージのアルバイトをしている。
そんなある日、親子ゲンカしたまま行方がわからなくなっていた住職の息子が、11歳の娘かりん(声: 五藤希愛)を連れて20年ぶりに寺に帰ってきて……。
いましろたかしの同名コミックを日仏合作で映画化。アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門に出品されたアニメーション。
山奥の長閑な村で生活している人間とあの世とこの世の中間点にいる化け猫、そして死を招く神、死んだ人たちが三つ巴、四つ巴になって描かれていて、不思議空間を楽しませてくれた。
🎬『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』佐々木忍監督/8月9日より東宝系映画館にて公開。
夏休みが始まってワクワクする野原しんのすけ。でもパパの仕事が忙しくてどこにも行けそうもない。絵日記に書くことがない休みになりそうでしょんぼりするしんちゃん。
そんなある日、現代によみがえった恐竜が生息するテーマパーク「ディノズアイランド」が東京にオープンすることが決まる。念願かなって見学ツアーに招待されたしんのすけと仲間たち「カスカベ防衛隊」は、世界中から注目を集めるディノズアイランドで恐竜たちとの出会いを楽しんだ。
同じ頃、カスカベの河原では野原家の愛犬シロが小さな恐竜ナナと出会う。ナナは野原家やカスカベ防衛隊ともすぐに仲良くなり、思い出を作っていくが、ナナには大きな秘密があった。
そんな中、ディノズアイランドから恐竜たちが脱走して……。
人気アニメ「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの31作目。大人のファンも多くて試写室にはけっこうな人が集まっていた。今は5歳の幼稚園児にも絵日記の宿題があるのか?文字も書けることが前提なのか……。気になった。
迫力満点のストーリー展開はいいが、怪獣たちが渋谷界隈を大暴れしている映像では、よく見かけるビルがぐちゃぐちゃになっていて、けっこう激しい設定。のんびりモード?でクレヨンしんちゃんを楽しんだ頃が懐かしく感じた。