🎬『夢の中』都楳勝監督、脚本/65分
頭から血を流して「かくまってほしい」というカメラマン助手の男ショウ(櫻井圭佑)と遭遇したタエコ(山崎果倫)は深く考えもせず同居するが、生気がなくうつろな瞳をしたタエコは、そんなショウに「私の最期をきれいに撮ってほしい」と頼む。
65分の中編だったが、長く感じた。はじめから難解と覚悟すれば別だが「面白い」展開を期待したミッキーは映像の移り変わりを追うばかりで気力を失った。
街中のアパート、屋上では作り物っぽく、現実感はつかめず、反対に水のある湯船、湖(水中)などの方に現実感があったように感じた。
年寄りの観る映画ではないので批評は参考にはならないが、水中の撮影は特筆するものがあった。