🎬『ゴースト・トロピック』バス・ドゥボス監督、脚本、編集/ベルギー/84分/2019年
清掃作業員の中年女性ハディージャ(サーディア・ベンタイブ)は、仕事帰りに乗った最終電車で居眠り。終点で目を覚ました彼女は、家に帰る手段を探す。タクシーで帰ろうとカードでお金をおろそうとしても残金なし、子に携帯で連絡しても返信なしで、徒歩で帰るしかないと覚悟して歩き出した。
真也、p寒い中をトボトボと歩き出したが……
ゴールデンウィークだからか劇場ロビーは混雑していた。まさかこの映画会場が8割の入りとは思わなかった。
作風は、一言で言うなら「愛想なし」の作品で、女の人がトボトボと家路に向かうのだが、途中で3人ぐらいの人と出会う。それも今後深く関わっていくのではなくて……、あっさり終わっている。
気になったことがあった。寒さの中、トイレを借りれそうなところが2ヶ所あったが、一回もトイレに行ってない。最後にやっと自宅についても、まずトイレにというシーンなどない。それが老婆ミッキーには気がかりだった。