2024年04月18日

『瞼の母(1962)』岐阜ロイヤル劇場にて

日本のあっちこっちで地震が発生している。東海地方も心配。年に2回、用心深いミッキーは旅行用の大型キャリーに防災グッズを点検している。水はメダカを飼っているからバケツに🪣5杯、新品ペットボトル24本、水道水を詰めたペットボトル(2カ月に一回水換え)を20本ほど。それらを玄関、便所、ベッドの下、テーブルの下に分けて収めている。でも、こうも多発すると、心配になって今日は百均に行って役に立つのを見つけてこようと思っている。

🎬『瞼の母(1962)』加藤泰監督、脚色/83分/1962年


江州番場の忠太郎(中村錦之助)は5歳の時に母親と生き別れてから20年。母恋しさに旅から旅への渡世人。母が江戸にいるらしいと風の便りで耳にしたが、弟分の半次郎(松方弘樹)の行く末が気になって、半次郎の実家がある武州へ向かった。

敵対する親分の飯岡助五郎に手傷を負わせた半次郎は、飯岡一家に追われる身。武州には半次郎の母・おむら(夏川静江)と妹・おぬい(中原ひとみ)がいる。わが子を思う母の愛にうたれた忠太郎は、喜八らを叩き斬って半次郎をおむらの里に逃した。

母を尋ねる忠太郎は、貧しい暮らしをしていたら、母にあげようと百両を懐にしまって、江戸中を探し回る。

チャンバラが上手く、声もいい中村錦之助より、浪花千栄子さん(角付の三味線ひきの老婆)、小暮三千代さん(忠太郎の母)見たさに岐阜ロイヤル劇場に。1シーン1シーンを食い入るように観た。

お客は20人ほどで、男の人が鼻をすすりあげていたがきっと花粉症だからではないはず。ミッキーも鼻水こそ出なかったが、ホロリ。

★ヤクザ言葉でも日本語の美しさに溢れていた。
★ほぼセットを組んでの撮影だと思うが、温もりがあって、奥行きも感じられた。








posted by ミッキー at 08:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする