2024年04月03日

『バッファロー'66』大須シネマにて

いつもの喫茶店で憩っていると沖縄のツナミニュースが入ってきた。震源地は台湾の「花蓮」近くらしい。テレビで「早く高台に逃げて!」と連呼するので、皆、そわそわしていた。沖縄のことでも連呼されると落ち着かない。

そういえば、もう随分前(2007)に『花蓮の夏』という映画があった。

ゲイ映画のはしりで、主演はブライアン・チャン、ジョセフ・チャン。インタビューを亡き映友さんとした思い出の作品。その映画の中でも地震が起きていた。もう一度大画面で観たい。

🎬『バッファロー'66』ビンセント・ギャロ監督、主演、原案、脚本、音楽/アメリカ/113分/1998年(日本初公開は1999年)

5年の刑期を終えて出所したビリー(ビンセント・ギャロ)は、故郷の町バッファローへ帰ることにした。事情を知らない両親に電話して「婚約者を連れて行く」と嘘をついてしまった彼は、見ず知らずの少女レイラ(クリスティーナ・リッチ)を無理矢理に同行させて恋人のふりをするよう強要する。

不機嫌な顔のレイラはそれでもビリーと一緒に行動しているうちに、彼の孤独な素顔を垣間見て、少しずつ好意を抱き始めるが……。

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ふた昔前に観た作品で、大感動した記憶がある。その感動を再び?が大目的だが、クリスティーナ・リッチの無防備な少女時代を見たい気持ちもあった。

場内は若い方が半分以上しめていた。

やはり心に刺さる名作。昔の感動の三分の一は「男の強引な身勝手さ」への怒りにすり替わっていたが……20年以上前には、そんなこと思いもしなかった。時をおいて観るのも、面白いと改めて思った。

posted by ミッキー at 10:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする