K-POPスターの大ファンだったオ・セヨン監督は、「推し」に認知されテレビ共演も果たした「成功したオタク」の1人だった。ところがある日、その人物が性犯罪の加害者として逮捕されてしまう。
「犯罪者」のファンになってしまった彼女は気持ちが乱れて、同じような経験をした友人たちに話を聞くことにした。
韓国の芸能界に大激震を起こした性加害事件。その「推し」が犯罪者になってしまったファンの人たちのその後を追ったドキュメンタリー。
面白かった❗️ ミッキーにも大好きな俳優さんは数人いるが、ここに出てくる人たちのような「強烈な推し」はない。でも彼女たちの正直な言葉に共感したが「自分は被害者なのか加害者なのか」と自分を責めてしまう心情に驚いてしまった。
でも監督さんはファンの中で、K-POPスターとテレビ共演もしたこともる「成功したオタク」だったので、責任を感じていたことがわかった。
ドキュメンタリー映画をたくさん観ているが、こういう視点のものはなかったと思う。若い監督さんらしい作品で、インタビューする人の選び方がとても良く、編集力もあった。今後も期待したい女性監督さん。
