朝から積もることはなかったが雪が吹雪いたり、ちらついたりの名古屋だった。木々や車に屋根にうっすら雪があって、寒くなかったら風情があるのに。
🎬『身代わり忠臣蔵』河合勇人監督/119分/2月9日よりTOHOシネマズ日本橋 ミッドランドスクエアシネマ他にて全国ロードショー公開。
嫌われ者の吉良上野介(ムロツヨシ)から陰湿ないじめを受けて、耐えかねた赤穂藩主が、江戸城内で吉良に斬りかかった。赤穂藩主は当然切腹となったが、実は斬られた吉良も逃げ傷で瀕死の状態になっていた。死んだとなれば、お家取り潰しも免れない。
そこで吉良家の厄介者で、上野介にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして幕府の目を騙し抜こうという作戦が実行されることになった。
一方、切腹した赤穂藩主の部下・大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討ちのチャンスをうかがっているように見えたが……。
「忠臣蔵」を基に「身代わり」という設定を加えてコミカルに描いた土橋章宏の同名小説。ムロツヨシが主演。
雪がちらついていたが行く気になって試写室へ。映画で初笑いできて気が晴れた。忠臣蔵の基本的なことの起こり、江戸城のしきたりなどあらためて教えてくれた。
それにしてもムロツヨシを主演とは、それもお顔は似ていても性格は正反対の兄弟。上手い役者と思った。
家来の「身代わり主」の扱いも、敵の大石との仲も展開スピードが良い頃合いで満足した。これ、時期が12月中頃の公開ならお正月映画バッチリなのに……。