2024年01月14日

アジアのアカデミー賞「第17回アジア・フィルム・アワード」のノミネート作品のお知らせ

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2024年3月10日(日)に香港にて開催されるアジア全域版アカデミー賞「第17回アジア・フィルム・アワード」各ノミネーション発表された。本年はアジア24の国と地域より35作品のノミネート(全16部門)があった。

濱口竜介監督の『悪は存在しない』が作品賞や監督賞を含む最多6部門でノミネート。作品賞は他に、今年の東京国際映画祭(TIFF)のオープニングを飾り、アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)。同じく6部門でノミネートしているキム・ソンス監督の『12.12:The Day(英題)』(韓国)、プラサンナ・ヴィターナゲー監『Paradise』(スリランカ・インド)。そして2023年5月に逝去したペマ・ツェテン監督の作品で36回TIFFの東京グランプリ受賞作品『雪豹』(中国)がノミネート。

日本からは他に、カンヌ映画祭で『PERFECT DAYS』で最優秀男優賞を受賞した役所広司さんが、再び主演男優賞候補としてノミネートされ、さらに、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した『怪物』の是枝裕和監督が監督賞。

また菊地凛子さん(『658km、陽子の旅』)が主演女優賞にノミネー候補。中村獅童さん(『首』)が助演男優賞、浜辺美波さん(『ゴジラ-1.0』、36回TIFFクロージング作品)と筒井真理子さん(『Last Shadow at First Light(原題)』)が助演女優賞。白田迪巴耶(しらたみはや)さん(『Last Shadow at First Light(原題)』)が新人賞に選出される。日本の7作品が計15部門でノミネートされる。

アジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)はさらに、世界的にも高い評価を受ける黒沢清監督が、日本人監督としては初めて、審査委員長を務めることを発表。
posted by ミッキー at 03:00| Comment(0) | 映画祭・映画関連催し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする