韓国軍の兵士チョヌ(コ・ギョンピョ)は偶然に宝くじを手に入れた。何気なく当選番号を発表するテレビ番組で、自分の持っている宝くじが1等六億円とわかる。もちろん気が狂ったと思われるほど喜ぶが、誰にも言わず過ごしていた。だが、その後、宝くじは風に乗って軍事境界線を越えて、北朝鮮の上級兵士ヨンホ(イ・イギョン)のもとへ飛んでいってしまう。
南北の兵士たちは宝くじの所有をめぐって、共同警備区域のJSAで会うことにしたが……。

初日初回に行った。会場には60〜70人。入りがいい。文句なしの面白さで会場から笑いも度々起こっていた。
両方とも一人では抱えきれないことで、一人、二人と人数が増えていくが、それでいい考えも出てくる。そんなこんなの出来事は是非お正月に見ていただきたい。
とにかく南北の生活、考えの違いが浮き彫りにされて、興味深い韓国映画に仕上がっている。
★紅一点の女性兵士を演じたクァク・ドンヨンがとっても美しく勇気のある行動をとっていた。
★俳優の松尾スズキさんが、日本語の字幕監修していた。