ジョリー・ジョセフは小柄で目鼻立ちがくっきりした美人。貧しく育った彼女は学歴を偽って都会に住む名家の青年と結婚。高学歴ならと許された結婚だったが、この女性、外で働くより家にいて主婦をしていたいタイプで、義理の母から「家のことはいいから、お勤めしなさい、あなたは大学まで行っているのだから、職業を持つべきよ」と進歩的な意見を度々言うのがストレスになっていた。
そんなある日、田舎にいる実父が遊びに来ることになって、絶対に学歴のことがバレる思って……。

とある名家一家で6人もの命が犠牲となった衝撃的な事件。この信じられない悲劇を検証し、事件の中心にいた女性ジョリー・ジョセフの実像に迫る犯罪ドキュメンタリー。
これ、調べようとサクサクしたら和歌山の例のカレーの事件がゾクゾクと出てきたが、この事件のことは出ていない。
一人目は義母、その7年後に祖父、急に苦しみ出して「心臓発作」とみなされてバレなかった。間が空いているから当然だ。3人目が夫。
その時、名家の叔父が死体解剖を要求したことで、嫁が怪しいと睨んだが、4人目にその叔父も……。
ただ、夫の妹は兄嫁の態度が1人亡くなるごとに、名家一家の「主婦」として、性格が変わってきたのを不思議に思っていて 父母が亡くなってからは実家に行くことは無くなったと悔やんでいた。
当然、捕まって弁護士がついたが、その弁護も本当の証拠というものが、曖昧の部分があると力説していた。