酪農家のダビッド(アルバン・イワノフ)は、3代にわたって続けてきた農場を経営危機で差し押さえられる寸前。民事裁判所の判事から2カ月の猶予を与えられた彼は、途方に暮れながら、トボトボと歩いていて、吸い込まれるように派手なキャバレーに入ってしまった。
そこで美しいダンサーのボニー(サブリナ・ウアザニ)と出会う。彼女の空中エアリアルダンスに釘付けになったダビッドは、農場の納屋をキャバレーに改装して農場キャバレーで勝をしよう!と思いつく。そしてボニーに直談判するが……。

ダビッドは人前で話すことができないほど内気な男。何に農場をキャバレーになんてよく思いついたと驚く。これ実話で今も農場もキャバレーもやっているらしい。
彼の元嫁は近くで美容院を経営していてダビッドのお母さんもお客で仲良し。もの足りないデビッドが農場キャバレーで奔走する姿に、熱い想いが蘇って……という心温まる展開。
田舎にしては良いパフォーマーが集まってきたが、実際はどうだったにだろうかと疑り深いミッキー。