

🎬『きっと、それは愛じゃない』シェカール・カプール監督、脚本/イギリス/109分
ドキュメンタリー監督のゾーイ(リリー・ジェームズ)は、幼なじみの医師カズ(シャザト・ラティフ)と久々に会った。彼が見合い結婚をすると聞いて驚く。
今の時代になぜ親が選んだ相手と結婚するのか疑問を抱いた彼女は、カズの結婚までの様子を撮って、新作ドキュメンタリーにしようと実行する。
ゾーイ自身は運命の人を待ち望んでいるが、ダメ男ばかりで失敗の連続。
そんな中、条件の合う相手が見つかったカズから婚約の報告を受けたゾーイは……。

監督さんは『エリザベス ゴールデン・エイジ』の方。ストーリー展開に新鮮味がなく、予想通りの終わり方。同じ国に住んでいても家の出身国で根本的な違いがあるのはイギリスだけではないし、特に結婚となれば「見合い」が無難と思ってしまうのは当然だ。
見どころはゾーイの母親をやったエマ・トンプソンの演技と本音のセリフ。まあ、デート向きに映画と思ったが、なぜか男の年配の方が多かった。