2023年12月07日

『少年、機関車に乗る』大須シネマにて

今日も大須シネマに。帰りに商店街を通っていて、いつもと違う小道に入ったら

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数年前まで名古屋駅西口シネマスコーレのおむかえにあった「ロジウラのマタハリ春光乍洩.」さんの看板が目に飛び込んできた。いつも通らない小道で偶然に見つけた嬉しい発見。お店に入ったらお馴染みのRさんのお顔。聞くとかれこれここに移転して一年とか。ほぼ毎日散歩していて気が付かなかった。

🎬少年、機関車に乗る』バフティヤル・フドイナザーロフ監督・脚本/タジキスタン、ソ連/1993年

見渡す限り平原が続く地・タジキスタンで、貧しい若者ファルー(フィルス・サブザリエフ)は、刑務所の敷地に外から酒や食べ物を(爆弾も?)投げ入れる仕事をしている。

彼は何もないこの地から離れたいと思っているが、かわいい弟の面倒を年寄りのおばあちゃんに預けるのは忍びなく、遠くにいる父親に弟を預けようと、2人して機関車の荷台に乗せてもらう。

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セピア色の画面の懐かしさに魅入ってしまった。

こんなかわいい弟を父親に(父親も悪い人ではないが愛人と暮らしている。その愛人も悪い人ではない)預けることができるのか心配。

でもこのちょっと変わった(兄に隠れて土を食う)弟は、どんなことをしてでも兄にくっついて行く。兄弟愛がギューっと詰まったロードムービー。





posted by ミッキー at 16:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする